[記事公開日]2026/01/14
Q. セキュリティソフトがネットワークプリンターをブロックする理由
もくじ
パソコントラブルQ&A
まず確認してほしいこと
セキュリティソフトがネットワークプリンターをブロックしているかどうかを見極めるために、以下の点を順に確認してください。ここでは「切り分け」という言葉を使い、問題の原因を段階的に絞り込む方法を説明します。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
- 共通:パソコンのセキュリティソフトの設定を確認し、一時的に無効化して印刷できるか試す(安全な環境で行うこと)
- デスクトップ・ノート・一体型共通:プリンターのIPアドレスや接続状態を確認し、ネットワーク上で認識されているか確認する
- 機種別の違いは少ないため、基本的には同じ手順で切り分け可能です
これらの確認でプリンターが正常に認識されるかどうかを判断し、セキュリティソフトが原因かどうかの切り分けを行いましょう。
この症状が起きる理由について
セキュリティソフトは外部からの不正アクセスやマルウェアの侵入を防ぐために、ネットワーク通信を監視しています。ネットワークプリンターとの通信が通常と異なると誤認識し、通信をブロックすることがあります。これによりパソコンがプリンターを認識できず、印刷ができなくなる場合があります。
よくある原因
自分でできる対処方法(順番に試す)
- セキュリティソフトのファイアウォールを一時的に無効化し、印刷ができるか確認する(セキュリティソフトが原因かの切り分け)
- プリンターのIPアドレスを確認し、パソコンの設定と一致しているか確認する(ネットワーク設定の切り分け)
- プリンターのドライバーや関連ソフトを最新の状態にアップデートする(ソフトウェア要因の切り分け)
- パソコンとプリンターを再起動して、接続をリセットする(簡単な通信トラブルの切り分け)
- セキュリティソフトの設定でプリンターの通信を許可する例外ルールを追加する(設定ミスの切り分け)
放置するとどうなるか
問題を放置すると、プリンターが使えず印刷作業が滞る可能性があります。また、セキュリティソフトの設定が原因の場合、誤って重要な通信をブロックし続けることで、他のネットワーク機器やサービスにも影響が出ることがあります。ただし、無理に設定を変更するとセキュリティリスクが高まる場合もあるため注意が必要です。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
セキュリティソフトの設定以外に、プリンターのネットワークモジュール故障やパソコンのネットワークアダプターの不具合が原因となることもあります。これらは分解や専用の測定機器が必要になるため、自力での対応は推奨できません。こうした場合は専門業者への相談が適切です。
再発を防ぐためのヒント
- セキュリティソフトの設定を定期的に見直し、プリンターの通信を許可リストに登録する
- プリンターのIPアドレスを固定するか、DHCP予約を設定して変わらないようにする
- プリンターやパソコンのドライバー・ソフトウェアを常に最新に保つ
- ネットワーク機器の状態を定期的にチェックし、異常があれば早めに対処する
まとめ
セキュリティソフトがネットワークプリンターをブロックするのは、通信の安全を守るための機能ですが、誤検知により印刷できなくなることがあります。まずはセキュリティソフトの設定やプリンターのネットワーク状態を順に切り分けて確認しましょう。原因が特定できない場合や分解・専門的な対応が必要な場合は、無理せず専門業者に相談することをおすすめします。
