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[記事公開日]2026/01/14
Q. UEFIでセキュアブートが勝手にONになるのはなぜ?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
UEFIでセキュアブートが勝手にONになるのはなぜ?
A.
UEFIのセキュアブート機能が意図せずONになる場合、設定の自動更新やシステムのリセットが関係していることが多いです。緊急性は高くないものの、起動に影響が出る場合もあるため、原因の切り分けが重要です。ここでは、まず確認すべきポイントから順に、なぜこうした現象が起きるのか、対処法まで詳しく説明します。
まず確認してほしいこと
UEFIのセキュアブートが勝手にONになる問題を切り分けるため、まずは以下の基本的な確認を行いましょう。切り分けは「外部要因」「ソフトウェア要因」「内部ハードウェア要因」の順で進めます。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
・共通:パソコンの電源を切り、数分待ってから再起動し、UEFI設定画面に入りセキュアブートの状態を確認します。
・デスクトップ:CMOSクリアが行われていないか、マザーボードのジャンパーピンやボタン電池の状態を確認します。
・ノートパソコン:バッテリーの取り外しやリセット操作が行われていないか、またはACアダプターの接続状態を確認します。
・一体型:分解が難しいため、基本的にはソフトウェア側の設定やWindowsの更新履歴を確認しましょう。
これらの確認で設定が勝手に変わる原因の範囲を絞り込みます。無理に分解や設定変更を行わず、わからない場合は専門家に相談するのが安全です。
この症状が起きる理由について
セキュアブートはUEFIのセキュリティ機能で、OSの起動時に許可されたソフトウェアのみを実行させる仕組みです。Windowsのアップデートやファームウェアの更新時に、セキュアブートの設定が自動的に有効化されることがあります。また、UEFI設定のリセットやCMOSクリアが行われると、初期設定としてセキュアブートがONになる場合もあります。
よくある原因
- Windowsの大型アップデートやセキュリティ更新による自動設定変更
- UEFIファームウェアのアップデート(BIOS更新)による初期化
- CMOSクリアやマザーボードのボタン電池交換による設定リセット
- 誤操作によるUEFI設定の変更
- システムの破損や設定ファイルの不整合
自分でできる対処方法(順番に試す)
- パソコンを再起動し、UEFI設定画面に入りセキュアブートの状態を確認する(設定の切り分け)。
- Windowsの更新履歴を確認し、最近のアップデートが影響していないか調べる(ソフトウェア要因の切り分け)。
- 設定を必要に応じて手動でOFFに戻す。ただし、設定変更は慎重に行うこと(設定ミスの確認)。
- CMOSクリアやボタン電池の交換が行われていないか確認する(ハードウェア要因の確認)。
- 不安な場合や設定変更に自信がない場合は、無理せず専門家に相談する。
放置するとどうなるか
セキュアブートがONのままだと、特定のOSやドライバー、ソフトウェアが起動しない可能性があります。特にカスタムOSや一部の古いソフトは影響を受けやすいですが、通常のWindows環境ではセキュリティ強化につながるため大きな問題にはなりにくいです。ただし、設定が意図せず変わる状態が続くと、他のトラブルの兆候である可能性もあります。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
UEFI設定が繰り返しリセットされる場合、マザーボードのボタン電池の消耗や基板の異常が疑われます。また、ファームウェアの破損や不具合により設定が保存できないケースもあります。こうした場合は分解や専用機器による診断・修理が必要になるため、無理に自力で対応せず、信頼できる修理店やメーカーサポートに相談することをおすすめします。
再発を防ぐためのヒント
- Windowsアップデートの内容を確認し、重要な更新は事前にバックアップを取る。
- UEFI設定を変更する際は、変更内容をメモしておく。
- マザーボードのボタン電池は定期的に交換し、電圧低下を防ぐ。
- ファームウェアのアップデートはメーカーの公式手順に従い慎重に行う。
- 不安な場合は設定変更を控え、専門家に相談する。
まとめ
UEFIのセキュアブートが勝手にONになる現象は、Windowsアップデートやファームウェア更新、設定リセットなどが主な原因です。まずは基本的な確認と切り分けを行い、設定の自動変更やハードウェアの状態を見極めましょう。設定変更や分解が必要な場合は無理せず専門家に相談することが安全です。落ち着いて順を追って対応すれば、安心して問題解決に向かえます。
