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［記事公開日］2025/12/31
Q. UEFI設定後にWindowsがハングするのはどこが問題？
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
UEFI設定後にWindowsがハングするのはどこが問題？
A.
UEFI設定変更後にWindowsがハングアップする場合、設定ミスや互換性の問題が考えられます。緊急性は状況によりますが、起動できないなど深刻な場合は早めの対応が必要です。ここではまず基本的な確認ポイントから、原因の切り分け方法と対処の流れを順に説明します。
まず確認してほしいこと
UEFI設定変更後のトラブルは、設定内容の誤りや外部機器との相性問題が多く見られます。まずは以下の点を切り分けて確認してください。
🔎 切り分け手順（デスクトップ／ノート／一体型）
機種によってUEFI設定の項目や影響範囲が異なります。
・デスクトップは電源周りや起動ドライブ設定が重点。
・ノートはバッテリー状態やセキュアブート設定も確認が必要。
・一体型は分解が難しいため、設定と外部機器の切り分けを重点的に。
🔎 切り分け手順（デスクトップ／ノート／一体型）
機種によってUEFI設定の項目や影響範囲が異なります。
・デスクトップは電源周りや起動ドライブ設定が重点。
・ノートはバッテリー状態やセキュアブート設定も確認が必要。
・一体型は分解が難しいため、設定と外部機器の切り分けを重点的に。
【基本確認】
- 設定変更した内容をメモしているか
- 設定変更前に戻せるか（リセットやデフォルト復帰）
- 外部USB機器や周辺機器をすべて外して起動できるか
- Windowsの起動オプション（セーフモードなど）で起動できるか
これらで問題の切り分けが進みます。特に外部機器の影響は意外に多いので、必ず外して試してください。
この症状が起きる理由について
UEFIはパソコンの起動やハードウェアの初期化を管理する重要な設定です。ここで不適切な設定がされると、Windowsの起動プロセスが正常に進まず、ハングやフリーズが発生します。特に起動ドライブの認識やセキュアブートの設定が影響しやすいです。
よくある原因
- 起動ドライブの順序が誤っている
- セキュアブートやCSM（互換モード）の設定不整合
- UEFI設定の誤入力や対応していない設定項目の変更
- 外部USB機器や周辺機器との干渉
- Windowsのブートローダー破損やドライバーの不整合
自分でできる対処方法（順番に試す）
- パソコンの電源を切り、外部USB機器や周辺機器をすべて外す（外部要因の切り分け）
- UEFI設定画面に入り、設定を「デフォルトに戻す」または「最適化されたデフォルト」を選択（設定ミスの切り分け）
- 起動ドライブの順序が正しいか確認し、Windowsがインストールされているドライブを最優先に設定
- セキュアブートの設定を一時的に無効にして起動を試みる（ソフトウェア互換性の切り分け）
- Windowsの回復オプションから「スタートアップ修復」や「セーフモード」での起動を試す（ソフトウェア問題の切り分け）
これらの手順で問題が解決しない場合は、内部ハードウェアの故障やWindowsの深刻な破損が考えられます。無理に分解や修復を試みず、専門家に相談することをおすすめします。
放置するとどうなるか
UEFI設定の問題を放置すると、Windowsが起動しない状態が続き、作業やデータの利用ができなくなります。場合によってはシステムが不安定になり、データ損失のリスクも高まる可能性があります。早めの対応が望ましいです。
専門的な補足（故障が疑われるケース）
もし上記の対処で改善しない場合、マザーボードの故障やストレージの物理的な問題が考えられます。特に起動ドライブが認識されない、BIOS/UEFIの設定が保存されない場合はハードウェア故障の可能性があります。
こうしたケースでは分解や部品交換が必要になるため、無理せず専門の修理業者に相談してください。
こうしたケースでは分解や部品交換が必要になるため、無理せず専門の修理業者に相談してください。
再発を防ぐためのヒント
- UEFI設定を変更する前に必ず現在の設定をメモする
- 設定変更は必要最低限にとどめ、理解できない項目は触らない
- Windowsの更新やドライバーは定期的に適用し、互換性を保つ
- 外部機器は問題発生時に一旦外して切り分けを行う習慣をつける
- 重要なデータは定期的にバックアップを取る
まとめ
UEFI設定変更後にWindowsがハングする場合、多くは設定ミスや外部機器の影響が原因です。まずは外部要因、次に設定内容、最後にソフトウェアの状態を順に切り分けて確認しましょう。
自力での対応が難しい場合やハードウェア故障が疑われる場合は、無理せず専門家に相談することが安心です。焦らず落ち着いて対処してください。
自力での対応が難しい場合やハードウェア故障が疑われる場合は、無理せず専門家に相談することが安心です。焦らず落ち着いて対処してください。
