もくじ
📝 はじめに
PowerShellでPCの状態を確認していると、
「OSのバージョンやビルド番号を正確に知りたい」
「インストール日時や起動時間を確認したい」
という場面はよくあります。
そんなときに使われる定番コマンドが、
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem です。
この記事では、Windows管理やトラブル対応の現場でよく使われる
OS情報取得の基本と実用的な使い方を解説します。
- Windowsのバージョンやビルド番号を正確に確認したい
- OSのインストール日や最終起動時刻を知りたい
- Get-ComputerInfoが重く感じる環境で使いたい
- スクリプトで安定してOS情報を取得したい
✅ このコマンドでできること(要点)
- Windows OSに関する主要情報を取得できる
- バージョン・ビルド番号・起動時刻を確認できる
- Get-ComputerInfoより軽量に動作する場合がある
- リモート管理や自動化スクリプトで使いやすい
✅ Get-CimInstanceでできること
Get-CimInstance は、
CIM(Common Information Model)を通じて
Windows内部情報を取得するためのコマンドです。
その中でも Win32_OperatingSystem クラスは、
OSに関する基本情報をまとめて取得できる代表的な対象です。
WMI系コマンドの後継として、現在はこちらが推奨されることが多いです。
🧩 基本構文
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem
OSに関する多数の情報が取得されます。
表示されていれば、コマンドは正常に動作しています。
▶ 基本的な使い方(まずこれだけ)
🔹 OS情報をそのまま確認する
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem
一覧で多くの項目が表示されます。
最初は「取れる情報の全体像」を把握する目的で使うと分かりやすいです。
🔹 よく使う項目だけを抜き出す
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem |
Select-Object Caption, Version, BuildNumber
OS名・バージョン・ビルド番号をコンパクトに確認できます。
実務ではこの形がよく使われます。
🛠 よく使われる指定例
🔹 Windowsのインストール日を確認する
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem |
Select-Object InstallDate
Windowsがいつインストールされたかの目安を確認できます。
🔹 最終起動時刻(稼働時間の目安)を確認する
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem |
Select-Object LastBootUpTime
再起動がいつ行われたかを把握するのに役立ちます。
🔹 OSアーキテクチャを確認する(32bit / 64bit)
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem |
Select-Object OSArchitecture
32bit / 64bit の確認や、対応ソフトの切り分けに使えます。
💼 実務でよく使う使用例(応用)
🔹 問い合わせ対応用にOS情報をまとめる
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem |
Select-Object CSName, Caption, Version, BuildNumber, LastBootUpTime
PC名とOS情報を一緒に取得できます。
表示されていれば、情報取得は問題なく行えています。
🔹 CSVとして保存し、一覧管理に使う
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem |
Select-Object CSName, Caption, Version, BuildNumber |
Export-Csv "C:\logs\os_info.csv" -NoTypeInformation
CSVが生成されていれば、保存処理も正常です。
複数台の情報整理にも使えます。
- Select-Object で必要な情報だけ取得
- Export-Csv で管理用データを作成
- LastBootUpTime で稼働状況の把握
🧩 よくある勘違い・つまずきポイント
- 表示される項目が多く、最初は何を見ればよいか迷いやすい
- 日時はUTCベース表記になることがある(環境差あり)
- Get-ComputerInfoと取得項目が重複するが、完全に同じではない
- 一部環境では管理者権限が必要な場合がある
- WMI系(Get-WmiObject)との違いを混同しやすい
🔄 cmdとの違いについて
cmdでは systeminfo を使って
OS情報を確認できますが、
Get-CimInstance は
取得結果をオブジェクトとして扱える点が大きな違いです。
⚠ エラー・うまく動かないときの確認ポイント
- PowerShellのバージョンが極端に古くないか
- CIMサービスが停止していないか
- 管理者としての実行が必要な環境ではないか
- 保存先フォルダが存在するか
🧠 注意点
Get-CimInstance Win32_OperatingSystem は
非常に安定したコマンドですが、
取得できる情報は「OSそのもの」に限られます。
ハードウェア情報は別クラスと組み合わせて取得してください。
📌 まとめ
- Win32_OperatingSystemでOS情報を効率よく取得できる
- バージョン・ビルド・起動時刻の確認に便利
- Get-ComputerInfoより軽量に使える場合がある
- 次はCPUやメモリ情報(Win32_Processor等)と組み合わせると実務向き
🔎 PowerShellコマンドを探す
- ファイルを削除したい
- 一覧を表示したい
- 文字列を検索したい
- 条件で絞り込みたい
- エラーや実行できない原因を調べたい
- OSのバージョンやビルド番号を確認したい
- PCの稼働状況(起動時刻)を確認したい
