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[記事公開日]2026/01/24
Q. ゴミ箱から復元したファイルの日付が変わってしまう理由は?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
ゴミ箱から復元したファイルの日付が変わってしまう理由は?
A.
ゴミ箱から復元したファイルの日付が変わるのは、ファイルの「作成日時」や「更新日時」の扱いが復元方法やOSの仕様によって異なるためです。緊急性は低いですが、元の日時を保持したい場合は注意が必要です。ここでは、なぜ日付が変わるのかの基本的な仕組みと、確認すべきポイント、対処方法について順を追って説明します。
まず確認してほしいこと
ファイルの日付が変わる問題を理解し、原因を絞るために「切り分け」が重要です。まずは以下の点を確認してください。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
どの機種でも共通して行える基本的な確認から始めます。
- 復元したファイルの「作成日時」「更新日時」「アクセス日時」をエクスプローラーで確認する
- 復元方法(ゴミ箱からの復元か、別のバックアップソフト使用か)を確認する
- Windowsのバージョンを確認する(OSによって日時の扱いが異なる場合があります)
- 外部ストレージやネットワーク経由の復元かどうかを確認する(外部要因の可能性)
これらの確認で、外部要因やソフトウェア要因の切り分けが進みます。
機種別では、デスクトップ・ノート・一体型で特に差はありませんが、外付けドライブを使う場合は接続環境の違いに注意してください。
ここから先の分解や高度な操作は不要ですので、安心して確認してください。
この症状が起きる理由について
ファイルの日付は主に「作成日時」「更新日時」「アクセス日時」の3種類があります。ゴミ箱から復元する際、ファイルの物理的な保存場所が変わるため、OSや復元方法によっては「作成日時」が復元時の日時に書き換わることがあります。これはファイルの管理方法やファイルシステムの仕様によるものです。
よくある原因
- 復元時にファイルが新規作成扱いとなり「作成日時」が変更される
- バックアップや復元ソフトの仕様で日時情報が正しく復元されない
- 外部ストレージやネットワークドライブのタイムスタンプ管理の違い
- Windowsのバージョンや設定によるファイル日時の扱い差
- ファイルシステムの違い(NTFSとFATなど)による日時情報の保持差
自分でできる対処方法(順番に試す)
- 復元後のファイルを右クリックし「プロパティ」で日時を確認し、どの日時が変わっているかを切り分ける
- 可能なら元のファイルのバックアップを別の場所に保存し、復元方法を変えて試す(例:ゴミ箱以外のバックアップソフトを使う)
- Windowsの更新プログラムが最新か確認し、適用されていない更新があれば適用する(ソフトウェア要因の切り分け)
- 外部ストレージからの復元の場合は、接続方法を変えてみる(USBポートの変更や直接接続など)
- 日付を元に戻したい場合は、ファイルの「プロパティ」から手動で変更するか、専用のタイムスタンプ変更ツールを利用する(ただし操作は慎重に)
これらの手順で、外部要因やソフトウェア要因の切り分けが進みます。
内部ハードウェア要因は通常関係ありませんので、無理な分解や操作は不要です。
放置するとどうなるか
ファイルの日付が変わっても、基本的にファイルの中身が壊れるわけではありません。ただし、日時情報を元にファイルの管理や整理をしている場合、正確な履歴がわかりにくくなることがあります。特に業務でのファイル管理やバックアップ運用に影響が出る可能性があります。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
まれにストレージの不具合やファイルシステムの破損が原因で日時情報が正しく保持されないことがあります。この場合、ディスクのエラーチェックやシステムの整合性確認が必要です。こうした作業は専門的でリスクも伴うため、無理せずパソコン修理の専門家に相談することをおすすめします。
再発を防ぐためのヒント
- 定期的に信頼できるバックアップソフトを使い、日時情報を正しく保持できる設定を確認する
- ファイルの復元は可能な限り元の環境や方法で行う
- 外部ストレージは安全に取り外し、接続環境を安定させる
- Windowsの更新はこまめに行い、システムの整合性を保つ
- 日時情報が重要なファイルは、復元後に手動で確認・修正する習慣をつける
まとめ
ゴミ箱から復元したファイルの日付が変わるのは、ファイルの日時情報が復元方法やOSの仕様で扱いが異なるためです。まずは基本的な確認と切り分けを行い、外部要因やソフトウェア要因を見極めましょう。内部ハードウェア要因は通常関係ありません。日時情報の管理が重要な場合は手動修正や専門家への相談も検討してください。無理な操作は避け、安心して対処できるようにしましょう。
