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[記事公開日]2026/01/28
Q. CPU使用率が高いことでネットの速度まで遅くなることはありますか?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
CPU使用率が高いことでネットの速度まで遅くなることはありますか?
A.
CPU使用率が高い状態はパソコン全体の動作を重くし、結果としてネットの速度や応答性が遅く感じられることがあります。必ずしもネット回線自体の問題ではなく、パソコン内部の処理負荷が影響している可能性が高いです。ここでは、CPU負荷がネット速度に影響する仕組みや原因、対処法について順を追って説明します。
まず確認してほしいこと
CPU使用率が高いことでネットの速度が遅くなるかどうかを見極めるために、まずは次のポイントで切り分けを行いましょう。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
・共通:
1) タスクマネージャーを開き、CPU使用率の状況を確認します。特定のアプリやプロセスが高負荷かどうかを見ます。
2) ネット回線速度を別の端末やスマホで測定し、回線自体の問題かどうかを判断します。
・デスクトップ:
3) 有線接続の場合はLANケーブルの接続状態を確認し、別のケーブルやポートで試す。
・ノートパソコン:
4) バッテリー節約モードや省電力設定がCPU性能を制限していないか確認します。
・一体型:
5) 内蔵Wi-Fiや有線接続の状態をチェックし、外部要因の切り分けを行います。
これらの手順で「CPU負荷による影響か」「ネット回線や外部機器の問題か」を判断することが重要です。
この症状が起きる理由について
CPUはパソコンの中心的な処理装置で、ネット通信に関わるソフトウェアの動作もCPUで処理されます。CPU使用率が高いと、通信処理に割くリソースが不足し、結果的にウェブページの表示や動画再生などが遅く感じられることがあります。ネット回線自体の速度とは別に、パソコン内部の処理能力が影響しているためです。
よくある原因
- バックグラウンドで動作する重いアプリやウイルススキャンなどのプロセス
- ブラウザの拡張機能やタブの多重起動によるCPU負荷増加
- ウイルスやマルウェアによる異常なCPU使用
- CPU性能不足や古いパソコンでの過負荷状態
- 省電力設定でCPUが制限されている
- ネットワーク関連のドライバーやソフトの不具合
自分でできる対処方法(順番に試す)
- タスクマネージャーでCPU使用率の高いアプリを特定し、不要なものは終了する(CPU負荷の切り分け)
- ブラウザのタブを減らし、拡張機能を一時的に無効化する(ソフトウェア要因の切り分け)
- パソコンを再起動して一時的な負荷をリセットする(簡単な初期化)
- ウイルス対策ソフトでスキャンを行い、マルウェアの有無を確認する(安全性の確認)
- 省電力設定を標準や高パフォーマンスに変更し、CPUの制限を解除する(設定の見直し)
- ネットワーク機器(ルーターやモデム)を再起動し、回線の問題を除外する(外部要因の切り分け)
放置するとどうなるか
CPU使用率が高い状態を放置すると、パソコン全体の動作が遅くなり、ネットの利用だけでなく他の作業にも支障が出る可能性があります。また、長時間の高負荷はパソコンの熱問題や部品の劣化を早めることも考えられます。症状が続く場合は早めの対処が望ましいです。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
再発を防ぐためのヒント
- 定期的に不要なアプリやブラウザのタブを閉じる
- ウイルス対策ソフトを最新の状態に保ち、定期スキャンを行う
- パソコンの省電力設定を適切に管理する
- パソコン内部のホコリ掃除や冷却環境の改善を心がける
- 定期的にOSやドライバーをアップデートする
まとめ
CPU使用率が高いとネットの速度が遅く感じられることは十分にあり得ます。まずは外部機器やネット回線の問題と切り分けを行い、次にソフトウェアや設定を見直しましょう。ハードウェアの故障が疑われる場合は無理せず専門家に相談することが安心です。落ち着いて順に確認し、快適な環境を取り戻しましょう。
