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[記事公開日]2026/01/28
Q. PC本体の音量が勝手に変動するのはウイルス?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
PC本体の音量が勝手に変動するのはウイルス?
A.
PCの音量が自動的に上下する現象は、必ずしもウイルスが原因とは限りません。音量変動は設定や接続機器の影響、ソフトウェアの動作によることが多く、緊急性は比較的低い場合が多いです。ここでは、まず基本的な切り分け手順を説明し、原因の可能性を順に見ていきます。
まず確認してほしいこと
PCの音量が勝手に変わる問題は、外部機器や設定、ソフトウェアの影響など複数の要素が関係します。原因を絞り込むために「切り分け」が重要です。以下の順で確認してください。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
- 共通の確認
・キーボードやマウスの音量調整キーが誤動作していないか
・BluetoothやUSB接続のスピーカーやヘッドホンの音量設定を確認
・Windowsの音量ミキサーを開き、アプリごとの音量が変わっていないかチェック - デスクトップの場合
・外付けスピーカーのリモコンや物理的な音量調整が誤動作していないか
・接続ケーブルの緩みや断線がないか - ノートパソコンの場合
・内蔵スピーカーの音量調整キーの誤動作やチャタリングを疑う
・外部機器(USBイヤホンなど)が接続されている場合は一旦外して試す - 一体型パソコンの場合
・外部機器は少ないため、内蔵スピーカーの設定やソフトウェアの影響を重点的に確認
これらの確認で外部要因や設定の問題が切り分けられます。次にソフトウェア要因の確認に進みましょう。
この症状が起きる理由について
PCの音量が勝手に変わるのは、音量調整の信号が何らかの形で誤って入力されているか、ソフトウェアが自動で音量を調整しているためです。Windowsの設定やアプリの動作、外部デバイスの影響など、複数の要素が絡み合って起こることがあります。
よくある原因
- キーボードやマウスの音量調整キーの誤動作やチャタリング
- 接続しているスピーカーやヘッドホンのリモコン誤操作
- Windowsの「通信時の音量自動調整」設定が有効になっている
- 特定のアプリケーションが音量を自動調整している
- Bluetooth機器の接続不良や設定の競合
- ウイルスやマルウェアによる異常動作(稀)
自分でできる対処方法(順番に試す)
- キーボードやマウスの音量ボタンを押し続けていないか確認し、誤動作の可能性を切り分ける
- 外部スピーカーやヘッドホンのリモコンの電池切れや誤操作を確認し、取り外して試す
- Windowsの「通信時の音量自動調整」設定をオフにする
(設定方法:設定 → システム → サウンド → サウンドコントロールパネル → 通信タブ → 「通信中の音量を自動調整しない」を選択) - 音量ミキサーを開き、特定のアプリが音量を変えていないか確認し、不要なアプリを終了する
- Bluetooth機器を一旦切断し、再接続や別の機器で試す
- ウイルス対策ソフトでスキャンを行い、異常がないか確認する(切り分けの一環として)
放置するとどうなるか
音量が勝手に変わる状態を放置すると、作業や会話の妨げになるほか、突然大きな音が出て驚くこともあります。稀にウイルスが原因の場合は、他の異常動作や情報漏えいのリスクが高まる可能性もありますが、多くは設定や機器の問題です。早めに原因を確認することが望ましいです。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
キーボードやマウスの音量キーが物理的に故障している場合や、内部基板の異常で音量信号が誤送信されている可能性があります。また、スピーカーやヘッドホンのリモコンが故障しているケースも考えられます。これらは分解や部品交換が必要になることが多いため、無理せず専門業者に相談するのが安全です。
再発を防ぐためのヒント
- キーボードやマウスの音量キーを誤って押さないよう注意する
- 外部スピーカーやヘッドホンのリモコンは使わないときは電源を切るか電池を外す
- Windowsの音量自動調整設定は必要に応じて見直す
- 定期的にウイルス対策ソフトでスキャンを行う
- Bluetooth機器は安定した接続環境を保つ
まとめ
PCの音量が勝手に変わる問題は、ウイルスだけでなく設定や外部機器の影響が多いです。まずは基本的な切り分けを行い、原因を順に確認しましょう。物理的な故障や複雑な問題が疑われる場合は、無理せず専門家に相談することをおすすめします。安心して使える環境づくりを心がけてください。
