[記事公開日]2026/08/19
Q. Chromeで「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」エラーが出る理由は?
パソコントラブルQ&A
まず確認してほしいこと
「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」エラーの原因を見極めるためには、まず以下の切り分けを行うことが重要です。切り分けは大きく3つの軸で進めます:外部要因、ソフトウェア要因、内部ハードウェア要因です。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
- 共通の基本確認:Wi-FiやLANケーブルの接続状態を確認し、ルーターやモデムの再起動を試みる。別の端末やブラウザで同じサイトにアクセスできるか確認する。
- デスクトップ・ノート共通:パソコンのネットワーク設定(DNS設定など)を確認し、ブラウザのキャッシュをクリアする。
- 一体型パソコン:構造上の違いは少ないため、上記共通の手順を優先。分解や内部ハードウェアの確認は難しいため、専門家に相談することをおすすめします。
ここまでで問題が解決しない場合は、ソフトウェアや内部ハードウェアの問題が考えられます。無理せず相談を検討してください。
この症状が起きる理由について
このエラーは、ウェブサイトのドメイン名をIPアドレスに変換するDNSサーバーから「そのドメインは存在しない」と返答された場合に表示されます。つまり、ブラウザが目的のサイトにアクセスできない状態を示しています。原因はネットワークの設定ミスやDNSサーバーの問題、あるいは入力したURLの誤りなどが考えられます。
よくある原因
- インターネット接続が不安定、または切断されている
- DNSサーバーの設定が誤っている、または応答しない
- 入力したURLが間違っている(存在しないドメイン名)
- ブラウザのキャッシュやDNSキャッシュの不具合
- セキュリティソフトやファイアウォールが通信をブロックしている
- ルーターやモデムの不具合
自分でできる対処方法(順番に試す)
- インターネット接続の確認と再起動:ルーターやモデムの電源を切り、30秒ほど待ってから再度入れ直す。これで外部要因の問題が切り分けられます。
- ブラウザのキャッシュとDNSキャッシュのクリア:Chromeの設定からキャッシュを削除し、Windowsの場合はコマンドプロンプトで
ipconfig /flushdnsを実行。ソフトウェア要因の切り分けになります。 - DNSサーバーの変更:ネットワーク設定でGoogle Public DNS(8.8.8.8や8.8.4.4)などに変更してみる。これもソフトウェア要因の判断に役立ちます。
- 別のブラウザや端末でアクセスを試す:問題がパソコン固有かどうかの判断に役立ちます。
- セキュリティソフトやファイアウォールの一時無効化:通信がブロックされているかどうかの切り分けです。ただし、設定変更は慎重に行い、元に戻すことを忘れないでください。
これらで改善しない場合は、内部ハードウェアやネットワーク機器の故障も考えられるため、無理せず専門家に相談することをおすすめします。
放置するとどうなるか
このエラーを放置すると、特定のウェブサイトにアクセスできない状態が続き、インターネット利用に支障が出る可能性があります。また、ネットワーク設定の問題が悪化することも考えられます。早めに原因を見極めて対処することが望ましいです。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
ネットワーク機器の故障やパソコン内部のネットワークアダプターの不具合が原因の場合もあります。例えば、ルーターのハードウェア故障やパソコンのネットワークドライバーの破損などです。これらは分解や専門的な診断が必要になるため、無理に自分で修理しようとせず、専門業者に相談することが安全です。
再発を防ぐためのヒント
- ルーターやモデムは定期的に再起動して安定を保つ
- DNS設定は信頼できるサーバーを使用する(Google DNSやOpenDNSなど)
- ブラウザのキャッシュを定期的にクリアする習慣をつける
- セキュリティソフトの設定は適切に管理し、通信を過度に制限しないよう注意する
- URL入力時は正確に入力し、ブックマークなどを活用する
まとめ
「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」エラーは、DNSに関連する問題でウェブサイトにアクセスできない状態を示します。まずはネットワーク接続や設定の基本的な切り分けから始め、簡単な対処を試みることが大切です。原因が特定できない場合や内部機器の故障が疑われる場合は、無理せず専門家に相談しましょう。落ち着いて順番に確認することで、安心して問題解決に向かえます。
