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[記事公開日]2026/08/17
[最終更新日]2026/08/19

ネットワークプリンターのIPアドレスが変わって印刷できない場合の直し方

ネットワークプリンターが昨日までは印刷できていたのに、ルーターやプリンターを再起動した後から突然「オフライン」になり、印刷できなくなることがあります。

このとき原因の1つになるのが、プリンターに割り当てられたIPアドレスの変更です。

Windowsが「192.168.1.50」という以前のIPアドレスへ印刷データを送ろうとしているのに、プリンターの現在IPが「192.168.1.73」へ変わっていれば、プリンター本体は正常でもWindowsから届かなくなる場合があります。

ただし、すべてのネットワークプリンターが固定IPのStandard TCP/IP Portで動いているわけではありません。WSDやメーカー独自の検出方式では、IPアドレスが変わっても自動追従できる場合があります。

そのため、最初からプリンターのIPを手動固定するのではなく、現在のプリンターIP → PCから到達できるか → Windowsがどのポートを使っているかの順に確認するのが安全です。

先に結論:IPアドレス変更が原因かどうかの見分け方

確認結果 判断の目安
プリンターの現在IPとWindowsのTCP/IPポートが違う IP変更が原因の可能性が高い
現在IPへpingが通り、ブラウザーでも管理画面を開ける プリンターはネットワーク上に存在。Windows側ポートを重点確認
プリンターが169.254.x.xになっている 通常のルーター環境ではDHCP取得失敗・ネットワーク未接続を疑う
PCとプリンターが明らかに別のIP帯 別ネットワーク・ゲストWi-Fi・誤った固定IPなどを疑う
Windows側がWSDポートを使っている 単純な「古い固定IP」の問題とは限らない
現在IPとWindowsポートが一致しているのに印刷できない オフライン、キュー、Print Spooler、ドライバーなども確認

IPアドレスが変わるのはなぜ?

家庭や小規模オフィスでは、多くのプリンターがルーターのDHCP機能からIPアドレスを自動取得しています。

DHCPでは、ルーターがネットワーク機器へ利用可能なIPアドレスを割り当てます。そのため、プリンターやルーターの再起動、長期間電源を切っていた場合、ルーター交換、DHCP設定変更などをきっかけに、以前とは違うIPアドレスが割り当てられることがあります。

Epsonの公式ネットワーク資料でも、DHCPによる自動割り当てでは、機器やルーターの電源状態・DHCPサーバー設定などによって再接続時にIPアドレスが変わる場合があると案内されています。

1. まずプリンターの「現在のIPアドレス」を確認する

最初に、Windowsが記憶しているIPではなく、今プリンター自身が使っているIPアドレスを確認します。

確認方法は機種によって異なります。

  • プリンター本体の液晶画面でネットワーク情報を表示する
  • 「ネットワーク設定」「Wi-Fi」「LAN」「TCP/IP」などを開く
  • ネットワーク設定レポート・接続診断レポートを印刷する
  • メーカーの設定アプリからネットワーク情報を表示する
  • ルーターの接続端末一覧からプリンターを確認する

たとえば、次のようなIPv4アドレスを控えます。

192.168.1.73

Brother公式のネットワーク印刷トラブルでも、まずプリンターのネットワーク設定レポートを印刷し、現在のIPアドレスを確認する手順が案内されています。

2. 0.0.0.0や169.254.x.xになっていないか確認する

プリンターのIPアドレスが次のような状態なら、Windowsのプリンターポートを変更する前に、プリンターのネットワーク接続を直す必要があります。

  • 0.0.0.0
  • 169.254.x.x
  • 普段のネットワークと明らかに違うIP帯

Brother公式でも、ルーターを使う一般的なネットワークで169.254.x.xのAPIPAアドレスになっている場合や、ネットワークと異なる範囲のIPは正常なアドレスではない例として案内されています。

たとえばPCが192.168.1.20、プリンターが169.254.10.25なら、プリンターがルーターから正常にIPを取得できていない可能性があります。

この場合は、次を確認してください。

  • Wi-Fiプリンターが正しいSSIDへ接続されているか
  • 有線LANケーブルが抜けていないか
  • ルーター側LANポートのリンクランプが点灯しているか
  • ゲストWi-Fiへ接続していないか
  • プリンター本体のネットワークエラーがないか

3. PCとプリンターが同じネットワークにいるか確認する

現在のプリンターIPが分かったら、PC側のIPv4アドレスも確認します。

Windowsでは「設定 → ネットワークとインターネット」から現在のWi-FiまたはEthernet接続を開き、IPv4アドレスを確認できます。

例:

PC:192.168.1.20
プリンター:192.168.1.73

一般的な家庭用ネットワークでサブネットマスクが255.255.255.0なら、上記は同じネットワーク内と判断できます。

一方、次のように大きく違う場合は注意してください。

PC:192.168.1.20
プリンター:192.168.0.73

サブネット設定によっては通信できる構成もありますが、一般的な家庭用ルーター環境では別ネットワークになっている可能性があります。

IPアドレスだけを見て断定せず、サブネットマスク・ルーター構成も考慮してください。

4. 現在のプリンターIPへpingを実行する

PCからプリンターの現在IPへ到達できるか確認する方法として、Windows標準のpingコマンドがあります。

Microsoft公式では、pingをTCP/IPの接続性・到達可能性・名前解決を確認する主要なコマンドと説明しています。

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. 「ターミナル」または「コマンド プロンプト」を開きます。
  3. 次のように入力します。
ping 192.168.1.73

IP部分はプリンターの現在IPへ置き換えてください。

応答が返る例:

192.168.1.73 からの応答: バイト数=32 時間<1ms TTL=255

応答が返れば、少なくともIPレベルではPCからそのアドレスへ到達できています。

注意:pingに応答しないからといって、プリンターへ絶対に通信できないとは限りません。機種やネットワーク設定によってICMP応答を返さない場合があります。Microsoftも、ネットワーク構成やファイアウォールによってping結果が影響されることを説明しています。

5. ブラウザーでプリンターの管理画面を開けるか確認する

多くのネットワークプリンターには、ブラウザーから状態・ネットワーク設定を確認できるWeb管理画面があります。

アドレスバーへ、現在のプリンターIPを入力します。

http://192.168.1.73/

または機種によってHTTPSを使います。

管理画面が表示されれば、PCから現在IPのプリンターへ通信できている可能性が高くなります。

Brother公式でも、Web Based Managementを使うにはPCとプリンターがTCP/IPネットワーク上で有効なIPアドレスを持つ必要があると案内しています。

管理画面がない機種や、HTTP/HTTPSアクセスを無効にしている機種もあります。開けないだけで故障とは判断しないでください。

6. Windows側でプリンターがどの「ポート」を使っているか確認する

ここが、IP変更トラブルで最も重要な確認です。

Windowsでは、プリンタードライバーがどこへ印刷データを送るかを「ポート」で管理しています。

ネットワークプリンターでは、主に次のようなポートがあります。

  • Standard TCP/IP Port
  • WSD Port
  • メーカー独自ポート
  • 共有プリンター用のポート

確認する一般的な手順は次のとおりです。

  1. 「設定 → Bluetoothとデバイス → プリンターとスキャナー」を開きます。
  2. 対象プリンターを選択します。
  3. 「プリンターのプロパティ」を開きます。
  4. 「ポート」タブを開きます。
  5. チェックが付いているポートを確認します。

表示方法はWindowsの更新状況やプリンタードライバーによって多少異なります。

7. Standard TCP/IP Portなら登録IPを確認する

選択中のポートがStandard TCP/IP Portで、ポート名が次のようになっている場合があります。

IP_192.168.1.50

プリンターの現在IPが192.168.1.73なのに、Windows側が192.168.1.50へ送信していれば、これが印刷できない原因になっている可能性があります。

MicrosoftのStandard TCP/IP Port Monitorは、TCP/IPでネットワークプリンターへ接続するための仕組みです。

Brother公式でも、ネットワークプリンターが印刷できない場合に、プリンターの現在IPを確認してStandard TCP/IP Portを追加する手順を案内しています。

8. 古いIPのポートをすぐ削除しない

IPが変わっていることが分かっても、最初から古いポートを削除する必要はありません。

まず新しいIP用のStandard TCP/IP Portを追加し、印刷できることを確認してから整理する方が安全です。

古いポートを先に削除すると、現在の設定へ戻しにくくなったり、別のプリンターが同じポートを使っている場合に影響したりする可能性があります。

9. 現在IPでStandard TCP/IP Portを追加する

Windows側が古いStandard TCP/IP Portを使っており、プリンターの現在IPへ通信できていることを確認できた場合は、現在IP用のポートを追加します。

  1. 対象プリンターの「プリンターのプロパティ」を開きます。
  2. 「ポート」タブを開きます。
  3. 「ポートの追加」を選択します。
  4. 「Standard TCP/IP Port」を選択します。
  5. 「新しいポート」を選択します。
  6. プリンターの現在IPアドレスを入力します。
  7. ウィザードを完了します。
  8. 新しく作成したポートにチェックが付いていることを確認します。

Brother公式のTCP/IPポート追加手順でも、Standard TCP/IP Portを作成し、Printer Name or IP Address欄へプリンターのIPアドレスを入力する方法が案内されています。

注意:会社・学校など管理されたPCでは、プリンターポート変更に管理者権限が必要な場合があります。組織管理のプリンターはIT管理者へ確認してください。

10. テストページを印刷する

新しいポートへ切り替えたら、いきなり大量の文書を印刷せず、Windowsのテストページまたは1ページだけの文書で確認します。

結果 判断
新しいポートで印刷できた 古いIPのポートが原因だった可能性が高い
ジョブがキューに残る Print Spooler・ドライバー・ポート設定を追加確認
オフラインのまま 現在IP・接続・ポート・プリンター登録を再確認

オフライン状態が戻らない場合は、プリンターが「オフライン」から戻らないときのWindows 11側の確認方法も確認してください。

11. WSDポートの場合は「IPが変わった=ポート変更」とは限らない

Windows側のポートがWSD-...のような表示なら、Standard TCP/IP Portとは仕組みが異なります。

WSDではネットワーク上のデバイス検出を利用するため、IPアドレスが変わっただけなら自動追従できる場合があります。

そのため、WSDポートを使っているのに印刷できない場合は、単純にIPポートを編集するのではなく、次を確認します。

  • プリンターとPCが同じネットワークにいるか
  • プリンターの現在IPへ到達できるか
  • Windowsでプリンターがオフラインになっていないか
  • メーカー公式のセットアップツールで再検出できるか

機種や環境によっては、メーカーがWSDではなくStandard TCP/IP Portの利用を案内する場合があります。メーカー公式手順を優先してください。

12. メーカー独自ポートを使っている場合

Canon、Epson、Brother、HPなどのセットアップソフトによっては、メーカー独自のポート・モニター・ネットワーク検出機能が設定される場合があります。

この場合、Windows標準のStandard TCP/IP Portへ勝手に変更すると、プリンター状態取得・インク残量表示・スキャン連携などメーカー機能へ影響することがあります。

ポート名が分からない、メーカー独自名称になっている場合は、プリンター型番で公式サポートを確認してください。

13. Print Spoolerを再起動する

正しいIPポートへ変更しても、以前の失敗ジョブが残っていると印刷が再開しないことがあります。

まず印刷キューを開き、不要なジョブをキャンセルします。

それでも動かない場合はPrint Spoolerを再起動します。

  1. Windowsキー+Rを押します。
  2. services.mscと入力します。
  3. 「Print Spooler」を探します。
  4. 右クリックして「再起動」を選択します。

ジョブが消せない場合は、プリンターキューにジョブが残って削除できないときの対処法を確認してください。

14. プリンターを削除・再追加するのは後半で行う

現在IPへの通信はできるのに、ポート修正後も印刷できない場合は、プリンター登録を削除して再追加する方法を検討します。

Microsoft公式では、Windowsでプリンターを追加する場合、「設定 → Bluetoothとデバイス → プリンターとスキャナー」から「デバイスの追加」を使用する手順を案内しています。

ただし、削除前に次を確認してください。

  • プリンターの正確な型番
  • メーカー公式ドライバーを再入手できるか
  • 現在IPアドレス
  • USB・Wi-Fi・有線LANのどの方式で使っているか
  • 複合機ならスキャナー機能への影響

既存のプリンタードライバーを片端から削除する必要はありません。

15. 再発防止は「DHCP予約」が分かりやすい

IPアドレス変更が原因だった場合、同じトラブルを繰り返さないように、プリンターへ同じIPアドレスが割り当てられるようにすると安定します。

家庭や小規模オフィスでは、ルーターにDHCP予約、アドレス予約、固定割り当て、静的DHCPなどの機能がある場合、それを使う方法が分かりやすいです。

DHCP予約では、プリンターのMACアドレスに対してルーターが毎回同じIPアドレスを割り当てます。

Epson公式のネットワーク資料でも、DHCPのIPアドレス予約機能を使うと、機器へ常に同じIPアドレスを割り当てられると案内しています。

16. DHCP予約を設定する前に確認すること

ルーター側で予約する場合は、次の情報を確認します。

  • プリンターのMACアドレス
  • 現在のIPv4アドレス
  • ルーターの管理画面へ入る方法
  • DHCP予約機能の名称

MACアドレスは、プリンターのネットワーク設定画面やネットワーク設定レポートに表示されることがあります。

ルーターの設定方法はメーカーごとに異なるため、BUFFALO、NEC、TP-Link、ASUSなど利用中ルーターの公式マニュアルを確認してください。

17. プリンター本体で手動固定IPを設定する場合の注意

プリンター側でIPアドレスを「自動」から「手動」「Static」「Manual」へ変更できる機種もあります。

ただし、適当に空いていそうなIPを入力するのは危険です。

手動設定では、少なくとも次を正しく設定する必要があります。

  • IPアドレス
  • サブネットマスク
  • デフォルトゲートウェイ
  • 必要に応じてDNSサーバー

さらに、ほかの機器へDHCPで同じIPが割り当てられるとIPアドレス競合が起きます。

重要:固定IPを設定する場合は、ルーターのDHCP配布範囲と競合しないアドレスを選ぶか、ルーター側で予約してください。ネットワーク構成が分からない場合は、プリンター側へ手動IPを入力するよりDHCP予約を優先する方が管理しやすいことがあります。

18. 以前使っていたIPをそのまま固定しない

「前は192.168.1.50だったから」という理由だけで、そのIPをプリンターへ固定するのは避けてください。

プリンターが別IPへ変わった後、以前の192.168.1.50がすでにスマートフォンや別PCなどへ割り当てられている可能性があります。

同じIPを2台へ割り当てると、通信できたりできなかったりする不安定な状態になります。

固定・予約する前に、ルーターの接続端末一覧やDHCP設定を確認してください。

19. プリンターのIPを変えたらWindows側ポートも合わせる

プリンター側を手動IPへ変更しても、WindowsのStandard TCP/IP Portが古いIPのままなら印刷できません。

たとえば:

プリンター側:192.168.1.80
Windows側ポート:192.168.1.73

この場合、Windows側も192.168.1.80を使うポートへ切り替える必要があります。

プリンターのネットワーク設定だけ変更して終わりにしないでください。

20. 複数PCから印刷している場合は全PCを確認する

同じネットワークプリンターを複数PCがそれぞれStandard TCP/IP Portで登録している場合、プリンターIPを変更すると複数PCが古いIPを参照したままになることがあります。

その場合は、各PCのプリンターポートを確認してください。

一方、1台のWindows PCにUSB接続したプリンターを「共有プリンター」としてほかのPCから利用している構成では、確認するIPはプリンター本体ではなく共有元PCになる場合があります。

複数PCでの共有設定は、🖨️ 複数のパソコンでプリンターを共有する方法|便利で効率的な印刷環境の作り方も参考になります。

21. Wi-Fiプリンターではゲストネットワークに注意する

PCとプリンターがどちらもインターネットへ接続できていても、同じLAN内で通信できるとは限りません。

たとえばプリンターが通常SSID、PCがゲストWi-Fiへ接続されていると、ゲストネットワークの端末分離機能によってプリンターへアクセスできない場合があります。

次を確認してください。

  • PCとプリンターが同じSSIDか
  • 2.4GHzと5GHzでSSIDが分かれている場合、ルーター側で相互通信できる構成か
  • ゲストWi-Fiを使っていないか
  • AP isolation・プライバシーセパレーターなどが有効ではないか

プリンター自体がWi-Fiへ接続できない場合は、Q: プリンターが無線LANで接続できない場合、どうすればいいですか?を確認してください。

22. ファイアウォールを最初から無効化しない

ネットワークプリンターが見つからない場合に、Windowsファイアウォールをすべて無効にする方法が紹介されることがあります。

しかし、Windowsファイアウォールは不正なネットワーク通信からPCを保護する重要な機能です。

現在IPへpingが通る・ブラウザーで管理画面が開く・Standard TCP/IP Portだけ古いという状況なら、まずポートを直すべきであり、ファイアウォール全体を停止する必要はありません。

メーカーの検出ツールだけ見つからない場合は、メーカー公式のファイアウォール許可設定を確認してください。

23. IPアドレスが変わっていない場合は別原因を疑う

プリンターの現在IPとWindows側Standard TCP/IP Portが一致している場合は、IP変更以外を確認します。

  • プリンターがオフライン状態
  • 印刷キューに停止ジョブが残っている
  • Print Spoolerが停止している
  • プリンタードライバーが破損している
  • プリンター本体にエラーがある
  • ネットワーク上でIP競合が起きている

PCとプリンターが通信できない場合全般は、Q: プリンターが接続しているコンピューターと通信できない場合、どうすればいいですか?も確認してください。

結果別の切り分け表

確認結果 次に行うこと
現在IPとTCP/IPポートが違う 現在IP用のStandard TCP/IP Portを追加してテスト
現在IPへpingが通る Windowsのプリンターポート・キューを確認
現在IPへpingが通らない 同一ネットワーク・Wi-Fi/LAN接続を確認。ping拒否の可能性にも注意
169.254.x.xになっている ルーターからIPを取得できているか確認
WSDポートを使用している メーカー公式の再検出・再追加方法も確認
ポートを直してもオフライン プリンター状態、Print Spooler、ドライバーを確認
IP変更が何度も起きる ルーターのDHCP予約を検討

おすすめの確認順序

  1. プリンター本体で現在のIPアドレスを確認する
  2. 0.0.0.0・169.254.x.x・別ネットワークになっていないか確認する
  3. PC側のIPv4アドレスを確認する
  4. 現在のプリンターIPへpingを実行する
  5. 可能ならブラウザーでプリンター管理画面を開く
  6. Windowsのプリンターのプロパティで使用中ポートを確認する
  7. Standard TCP/IP Portなら登録IPと現在IPを比較する
  8. 違う場合は古いポートを消さず、現在IP用のポートを追加する
  9. テストページを印刷する
  10. 必要なら印刷キュー・Print Spoolerを確認する
  11. WSD・メーカー独自ポートならメーカー公式の再検出方法を確認する
  12. 印刷できたらDHCP予約で再発防止を検討する

避けたい対処

  • 現在IPを確認せずWindowsのポートを変更する
  • 空いていそうなIPアドレスを適当にプリンターへ固定する
  • 以前使っていたIPを競合確認なしで再利用する
  • 古いプリンターポートを先に削除する
  • WSD・メーカー独自ポートを理由なくTCP/IPへ変更する
  • ファイアウォールを長時間すべて無効化する
  • ネットワークプリンター1台の問題でPCのIP設定を手動変更する
  • レジストリでプリンターポート設定を直接編集する
  • 原因確認前にプリンタードライバーを大量削除する

よくある質問

なぜプリンターのIPアドレスが勝手に変わるのですか?

DHCPでIPを自動取得している場合、ルーターやプリンターの再起動、DHCP設定、リース状況などによって別のIPが割り当てられることがあります。故障とは限りません。

プリンターの新しいIPは分かりました。Windowsのどこを直せばよいですか?

Standard TCP/IP Portを使用している場合は、プリンターのプロパティにある「ポート」タブを確認し、現在IP用のStandard TCP/IP Portを追加・選択します。古いポートは新しい設定で印刷できることを確認してから整理してください。

WSDポートならIPアドレスを直す必要はありませんか?

WSDはStandard TCP/IP Portとは異なり、IPアドレスだけを固定参照しているとは限りません。IPが変わっただけなら自動追従できる場合もあります。通信確認とメーカー公式の再検出・再追加方法を確認してください。

pingが通らないのでプリンターは故障していますか?

断定できません。pingへの応答を無効にしている機器・ネットワークもあります。プリンター管理画面、Windowsの検出、メーカーアプリなど別の方法でも通信を確認してください。

プリンターが169.254から始まるIPになっています

一般的なルーター環境では、DHCPから正常にIPを取得できていない可能性があります。Wi-FiのSSID、有線LAN接続、ルーターとの通信を確認してください。

プリンターへ固定IPを設定した方がよいですか?

ネットワーク構成を理解している場合は有効ですが、家庭用ルーターではDHCP予約の方が管理しやすい場合があります。手動固定する場合はDHCP配布範囲との競合を避け、サブネットマスク・ゲートウェイも正しく設定してください。

DHCP予約とは何ですか?

プリンターのMACアドレスに対して、ルーターが毎回同じIPアドレスを割り当てる機能です。ルーターによって「アドレス予約」「固定割り当て」「静的DHCP」など名称が異なります。

プリンターのIPを固定したのに印刷できません

Windows側のStandard TCP/IP Portが以前のIPを参照したままの可能性があります。プリンター側の現在IPとWindowsのポートを両方確認してください。

複数のPCから同じプリンターを使っています

各PCがプリンターのIPへ直接Standard TCP/IP Portで印刷しているなら、IP変更後は各PCのポート確認が必要です。共有PC経由の場合は構成が異なるため、共有元PCの設定を確認してください。

参考:公式情報

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