[記事公開日]2026/08/17
[最終更新日]2026/08/19
HPのBIOS Recovery画面が出たときに確認すること
HPのパソコンを起動したときに「BIOS Recovery」「HP BIOS Update」「BIOS Recovery (500)」などの画面が突然表示されると、Windowsやデータが消えるのではないかと不安になることがあります。
BIOS Recoveryは、PCの起動に必要なBIOS/UEFIファームウェアに問題が見つかったとき、HPの復旧機能がバックアップや回復用ファイルを使ってBIOSを復元しようとしている状態です。
HP公式では、多くのHP PCに以前のBIOSから基本機能を復元するためのHP BIOS Recovery機能が用意されています。また、BIOS Recovery Error (500)が表示された場合は、復旧後に対象PC用の最新BIOSを確認するよう案内されています。
最も重要なのは、BIOS Recoveryの進行中に強制的に電源を切らないことです。復旧処理を中断するとBIOSが正常に書き込まれず、次回から起動できなくなる可能性があります。
この記事では、HPのBIOS Recovery画面が出たときに最初に確認すること、電源を切ってよいタイミング、Windows+Bによる手動復旧、BIOS Recovery (500)、USBリカバリ、BitLocker回復キー、復旧を繰り返す場合の判断方法を説明します。
最初に結論:復旧処理が動いているなら電源を切らない
HP BIOS Update/BIOS Recovery画面で進捗バーや書き込み処理が進んでいる場合は、キーボード操作や強制終了をせず、そのまま完了を待ちます。
| 画面・状態 | 優先する対応 |
|---|---|
| BIOS Recoveryの進捗バーが動いている | AC電源を維持し、電源を切らない |
| BIOS Recovery (500)が表示 | 自動再起動を待ち、再発するか確認 |
| 復旧後にWindowsが起動した | データバックアップ・BIOS版確認 |
| 毎回BIOS Recoveryになる | 正しい機種用BIOS・HPサポートを確認 |
| 黒画面のまま起動しない | Windows+Bによる手動復旧を機種別に確認 |
| Windows+Bでも回復画面が出ない | USB BIOS Recovery・機種の対応可否を確認 |
1. BIOS Recovery画面とBitLocker回復画面を混同しない
起動時の「Recovery」には複数種類があります。
HP BIOS Recovery
BIOS/UEFIファームウェアを復旧するHP側の機能です。HP BIOS Update、BIOS Recovery、BIOS Recovery (500)などが表示されます。
BitLocker Recovery
Windowsドライブの暗号化を解除するため、48桁のBitLocker回復キーを求める画面です。
Windows Recovery
「自動修復」「回復」「トラブルシューティング」など、Windows回復環境の画面です。
表示されている画面によって対処方法が異なるため、画面全体をスマートフォンで撮影しておくと判断しやすくなります。
2. BIOS Recoveryはなぜ突然表示される?
BIOS Recoveryが起動する代表的なきっかけには次があります。
- BIOS更新が正常に完了しなかった
- BIOS書き込み中に電源が切れた
- BIOSファームウェアの破損をシステムが検出した
- 自動更新後の再起動時に復旧処理が必要になった
- BIOS Recoveryを手動で開始した
BIOS Recovery画面が出たこと自体は、必ずしもマザーボード故障を意味しません。復旧が正常に完了し、その後Windowsが安定して起動する場合もあります。
3. 復旧中はACアダプター・電源ケーブルを外さない
BIOS Recoveryではファームウェアを書き換えるため、途中の電源断を避ける必要があります。
ノートPC
- ACアダプターを接続したままにする
- バッテリー残量が少なくてもAC電源を外さない
- 蓋を閉じない
デスクトップPC
- 電源ケーブルを抜かない
- 電源タップのスイッチを切らない
- PSU背面スイッチを操作しない
進捗バーが一時的に止まって見えても、数秒・数分単位で処理が続いている場合があります。
4. 復旧中にファンが回る・ビープ音が鳴ることがある
HPのBIOS Recovery手順では、復旧時にビープ音が聞こえる場合があると案内されています。
また、BIOS書き込み中はWindowsが起動していないため、画面表示・ファン動作が通常起動時と異なることがあります。
画面に復旧処理が表示されている間は、異常と決めつけて強制電源OFFしないでください。
5. BIOS Recovery (500)が表示された場合
HP公式では、BIOS Recovery Error (500)は起動時にBIOSがシステム回復を行う必要がある場合に表示されるエラーとして案内されています。
HPの案内では、メッセージは一定時間表示された後に自動的に再起動し、Enterキーで待ち時間を省略して進むこともできます。
まず自動再起動後にWindowsが正常起動するか確認してください。
同じBIOS Recovery (500)が再起動のたびに繰り返される場合は、正しいPC型番に対応するHP公式BIOS更新を確認します。
6. BIOS Recovery (500)が1回だけで、その後正常なら様子を見る
BIOS Recovery (500)が1回表示され、復旧後はWindowsが正常起動し、その後の再起動でも再発しない場合は、まず重要データをバックアップし、PCが安定しているか確認します。
そのうえで、HPサポートページで現在のBIOSバージョンと対象機種向け更新情報を確認してください。
エラーが再発していない状態で、理由なく何度もBIOSを再書き込みする必要はありません。
7. BIOS Recovery (500)が毎回出る場合
毎回BIOS Recovery (500)が表示される場合は、復旧後もBIOS側の問題が残っている可能性があります。
確認する順序:
- Windowsが一度でも起動できるか確認する
- PCの完全な製品名・製品番号を確認する
- 現在のBIOSバージョンを確認する
- HP公式サポートで対象機種のBIOS更新を確認する
- 更新内容にBIOS Recovery・system stabilityなど関連修正があるか確認する
- 必要ならHPサポートへ相談する
似た型番の別PC用BIOSを入れないでください。HPも、誤ったBIOSをインストールするとPCが動作しなくなる可能性があるため、対象機種に適用できることを確認するよう警告しています。
8. Windowsが起動したら最初に重要データをバックアップする
BIOS Recovery後にWindowsが起動できた場合は、BIOS更新を繰り返す前に重要データをバックアップしてください。
BIOS Recovery自体は通常、ユーザーファイルを初期化する操作ではありませんが、繰り返し起動不能になるPCでは、別のハードウェア問題が併存している可能性があります。
特に仕事のデータ・写真・会計データなど、失うと困るものを別ストレージやクラウドへ退避します。
9. BitLocker回復キーも確認しておく
BIOS/UEFIファームウェアの変更後、BitLockerが起動環境の変化を検出すると回復キーを求める場合があります。
Microsoftは、BIOS/UEFIファームウェア更新など重要な起動コンポーネントの変更がBitLocker回復のきっかけになる場合があると説明しています。
Windowsが起動できるうちに、BitLocker/デバイス暗号化を使用しているPCでは48桁の回復キーが確認できる状態かチェックしてください。
注意:BitLocker回復キーが分からない状態で、TPMクリア、Secure Boot変更、BIOS設定の大幅変更を行わないでください。
10. 自分でBIOS Recoveryを開始する前に機種を確認する
HP BIOS Recoveryの対応方法は、ノートPC・デスクトップPC・ビジネスPC・HP Sure Start搭載機などによって異なる場合があります。
最初に確認するもの:
- PCの製品名
- 製品番号
- シリアル番号
- ノートPCかデスクトップPCか
- HP Sure Start対応機か
底面ラベル、背面ラベル、HPサポート画面などから正確な機種情報を確認してください。
11. HPノートPCでWindows+BによるBIOS Recoveryを試す場合
HP公式では、多くのHPノートPCでキーボード操作によるBIOS Recovery手順が案内されています。
代表的な流れ:
- PCの電源を切る
- ACアダプターを接続する
Windowsキー+Bキーを押したままにする- キーを押したまま電源ボタンを押す
- 2~3秒後に電源ボタンだけ放す
Windows+Bは押し続ける- HP BIOS Update/Recovery画面が出るか確認する
途中でビープ音が鳴る場合があります。
キー操作は機種によって異なる場合があるため、HPの対象機種向け手順を優先してください。
12. Windows+Bで画面が出ない場合、Windows+Vを使う機種がある
HP公式では、一部ノートPCでWindows+BでBIOS Recovery画面が出ない場合、Windows+Vを試す案内があります。
ただし、Windows+VはすべてのHP PCでBIOS Recoveryを開始する共通キーではありません。
対象機種の公式手順で案内されている場合にだけ使用してください。
13. HP Sure Start搭載PCでは手動Recovery方法が異なる
HP公式では、HP Sure Startを搭載するPCは、一般的な手動BIOS Recovery、4-in-1 USBキー、USB Recovery Driveによる方法をサポートしない場合があると案内されています。
HP Sure Start搭載機はBIOS保護・自動復旧機能が異なるため、Windows+BやUSBリカバリを何度も試す前に、対象機種のHP公式サポート情報を確認してください。
Sure Start Recoveryが繰り返される一部機種について、HPがBIOS更新で問題を修正した事例もあります。
14. デスクトップPCでもWindows+Bによる回復手順がある
HPデスクトップPCにも、Windows+Bキーと電源ボタンを使ってBIOS Recoveryを開始する手順が用意されている機種があります。
ただしノートPCと操作タイミングが異なる場合があるため、デスクトップ用HP公式手順を確認してください。
キーボードはUSBハブ・ドックを経由せず、PC本体へ直接接続します。
15. BluetoothキーボードはBIOS Recovery操作に使えない場合がある
BIOS RecoveryはWindows起動前の環境で動作します。
BluetoothキーボードはOS起動前にペアリングされていない場合があるため、Windows+Bなどの操作が認識されない可能性があります。
ノートPCでは内蔵キーボード、デスクトップでは有線USBキーボードを優先してください。
16. Windows+Bを試してWindowsが普通に起動する場合
キーを押すタイミングが合っていない、BIOS Recoveryが必要な状態ではない、またはその機種で方法が異なる可能性があります。
何度も強制終了を繰り返さず、PC型番を確認してHP公式の機種別手順を調べてください。
17. Windows+Bを試すと電源がすぐ切れる場合
電源ボタンを長く押しすぎると、通常の強制電源OFFとして動作する場合があります。
HPの手順では、電源ボタンを2~3秒程度で放し、Windows+Bキー側を押し続ける方法が案内されています。
長時間電源ボタンを押しっぱなしにしないでください。
18. 手動Recoveryで回復画面が出ない場合はUSBリカバリを検討する
機種がUSB BIOS Recoveryに対応しており、内蔵のBIOSバックアップから復旧できない場合は、別の正常なWindows PCでBIOS Recovery USBを作成する方法があります。
HP公式のBIOS更新ツールでは、対象機種によって「Create Recovery USB flash drive」などの項目から回復USBを作成できます。
重要なのは、故障しているPCの正確な型番に対応するBIOSを使用することです。
19. BIOS Recovery USBを作る前に用意するもの
- インターネットに接続できる正常なWindows PC
- 空のUSBメモリ
- 故障PCの正確な製品名・製品番号
- HP公式の対象機種用BIOS
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BIOS Recovery用の空USBメモリが必要な場合:
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USBメモリ内の必要データは事前に退避してください。回復USBの作成時に内容や構成が変更される場合があるため、診断・復旧専用の空USBを使用する方が安全です。
20. BIOSはHP公式サイトから入手する
BIOSファイルはHP公式の対象機種サポートページから入手してください。
次を正確に一致させます。
- 製品名
- 製品番号
- シリーズ
- 対象OS・BIOS項目
似た機種名のBIOS、掲示板や非公式配布サイトのBIOS、出所不明のROMファイルは使用しないでください。
21. BIOS更新ファイルが「新しい」という理由だけで適用しない
HP公式のBIOS Recovery Error (500)資料でも、BIOS更新を行う際は、現在より新しいことだけでなく、そのBIOSが対象PCに適用できることを確認するよう注意されています。
同じシリーズでもマザーボードや製品番号が異なる場合があります。
更新内容のDetails/Release Notesも確認してください。
22. BIOS Recovery USB作成時に別機種用BIOSを選ばない
回復対象PCが起動しないため、回復USBを作るPCとは別の機種で作業することがあります。
このとき、USBを作成している正常PCのBIOSではなく、回復したいHP PCのBIOSをダウンロードする必要があります。
製品番号をメモしてからHP公式サポートで検索してください。
23. USBリカバリでも復旧しない場合
正しいBIOS Recovery USBを使っても回復画面が出ない、回復途中で毎回停止する場合は、BIOS ROM以外の問題も候補になります。
- マザーボード
- BIOSフラッシュROM
- 電源回路
- メモリ
- 機種がその手動回復方式に非対応
この状態で非公式BIOSや書き換えツールを使うのは避け、HPサポート・修理業者へ相談してください。
24. BIOS Recoveryのループが続く場合
電源を入れるたびにBIOS Recoveryが始まり、復旧完了→再起動→再びRecoveryを繰り返す場合は正常ではありません。
確認:
- BIOS Recovery (500)などエラー番号
- 現在のBIOSバージョン
- 正確なPC型番
- 直前にBIOS更新があったか
- HP Sure Start搭載機か
HP Sure Start Recoveryのループについては、特定機種向けにBIOS更新で修正されたHP公式事例もあります。
同じ症状が続く場合は、対象機種のサポートページでBIOS更新・重要なお知らせを確認してください。
25. 復旧後にBIOS設定が変わっていないか確認する
BIOS Recovery後に設定が既定値へ戻る場合があります。
Windowsが起動しない場合でも、Secure Boot、TPM、ストレージコントローラー設定などを推測で変更しないでください。
特にストレージモードをAHCI/RAID/VMD間で変更すると、Windowsが起動ディスクへアクセスできなくなる場合があります。
復旧前の設定が分からない場合は、HPの機種別標準設定・サポート情報を確認してください。
26. CMOSクリアを最初から行わない
BIOS Recovery画面が出たからといって、CMOSクリアが必須というわけではありません。
CMOSクリアはBIOS設定値を戻す操作であり、破損したBIOSファームウェアそのものを必ず修復する操作ではありません。
Windows+BによるRecoveryやHP公式USBリカバリを先に確認し、CMOSリセットはHP公式手順で必要とされる場合にだけ実施してください。
27. Secure Boot・TPMを自己判断で無効にしない
BIOS Recovery後にWindowsが起動しないからといって、Secure BootやTPMを無効化・初期化するのは避けてください。
BitLocker/デバイス暗号化を利用しているPCでは、起動セキュリティ構成の変更によってBitLocker回復キーを要求されることがあります。
特にTPMクリアは、回復キーがない状態で行わないでください。
28. BIOS Recovery後にBitLocker回復画面が出た場合
BIOS Recoveryが完了した後、青いBitLocker回復画面が表示されることがあります。
この場合、BIOS Recoveryが失敗したという意味ではなく、Windowsがファームウェア変更を検出して暗号化ドライブの回復キーを要求している可能性があります。
48桁のBitLocker回復キーを確認し、画面のキーIDと一致するキーを使用してください。
Microsoftは、回復キーを紛失した場合に再作成して提供することはできないと案内しています。
29. BIOS Recovery後にHP PC Hardware Diagnosticsも実行する
BIOS Recoveryが突然必要になった原因が、必ずしもBIOSファイルだけとは限りません。
復旧後にPCが起動できる場合は、必要に応じてHP PC Hardware Diagnostics UEFIで次を確認します。
- Memory Test
- Storage Test
- Processor Test
- System Board関連テスト
HP PC Hardware Diagnosticsの結果の見方はHP PC Hardware Diagnosticsでエラーが出たときの基本的な見方と対処を参考にしてください。
30. Caps Lock/電源LEDの点滅も記録する
BIOS Recoveryが起動せず黒画面のまま、Caps Lockや電源LEDが規則的に点滅する場合は、HPのPOST診断コードが出ている可能性があります。
点滅回数・長い点滅と短い点滅の組み合わせを記録してください。
この場合はBIOS Recoveryだけでなく、メモリ・CPU・システムボードなどPOST故障側の切り分けが必要になります。
31. 復旧中に電源が切れてしまった場合
BIOS Recovery中に停電、ACアダプター抜け、バッテリー切れなどで電源が落ちた場合は、何度も通常起動を繰り返さず、HP公式のBIOS Recovery手順を確認してください。
回復画面が自動で再開する場合は処理完了を待ちます。
自動復旧できない場合はWindows+Bや、対応機種でのUSB BIOS Recoveryを検討します。
32. 復旧画面が長時間変化しない場合
BIOS Recoveryの進捗が長時間まったく変化せず、入力も受け付けない場合でも、すぐ強制電源OFFするのは避けてください。
画面のメッセージ・進捗率・経過状態を写真に残し、HPの対象機種サポート情報を確認します。
明確に失敗メッセージが表示されている場合は、そのエラー番号・表示内容を記録してから次の手順へ進んでください。
33. BIOS Recovery後にWindowsが起動しない場合
BIOS Recovery自体は完了したのにWindowsが起動しない場合は、次を分けて確認します。
- BitLocker回復キーを求めていないか
- SSD/HDDをBIOSが認識しているか
- Windows Boot Managerが表示されるか
- HP PC Hardware Diagnosticsでストレージテストが通るか
- BIOS設定が既定値へ戻った影響がないか
Windowsが起動しないからといって、すぐ初期化・再インストールしないでください。特にストレージ診断でFailが出る場合はデータ保全を優先します。
判断早見表
| 状態 | 判断 | 優先対応 |
|---|---|---|
| Recovery進捗中 | BIOS復旧処理中 | 電源を切らず待つ |
| Recovery 500が1回だけ | 自動復旧した可能性 | 再発確認・バックアップ |
| Recovery 500が毎回 | BIOS問題が残る可能性 | 正しいHP BIOS確認 |
| Windows+BでRecovery起動 | 内蔵Recoveryが利用可能 | 処理完了を待つ |
| Windows+Bでも反応なし | 機種非対応・内蔵Recovery不良も候補 | USB回復・HPサポート |
| 復旧後BitLocker画面 | 起動環境変更を検出した可能性 | 48桁回復キー確認 |
| 黒画面+LED点滅 | POSTハードウェア異常も候補 | 点滅コード確認 |
おすすめの確認順序
- BIOS Recovery画面の内容を写真に撮る
- 進捗中なら電源を切らずAC電源を維持する
- 自動再起動後にWindowsが起動するか確認する
- BIOS Recovery (500)が再発するか確認する
- Windowsが起動したら重要データをバックアップする
- BitLocker回復キーを確認する
- PCの正確な製品名・製品番号を確認する
- 機種別HP公式BIOS情報を確認する
- 必要なら対象機種のWindows+B Recoveryを試す
- 機種によってはWindows+Vの公式案内を確認する
- HP Sure Start搭載機か確認する
- 内蔵Recoveryで直らなければ対応機種でUSB BIOS Recoveryを検討する
- 正確な対象機種用BIOSだけを使って回復USBを作る
- 復旧後にHP PC Hardware Diagnosticsで主要部品を確認する
- LED点滅・復旧ループ・USB Recovery失敗が続くなら修理相談へ進む
よくある質問
BIOS Recovery画面が出たら電源を切ってもよいですか?
復旧処理・進捗バーが動いている間は切らないでください。BIOS書き込み中の電源断は起動不能につながる可能性があります。AC電源を維持して完了を待ってください。
BIOS Recovery (500)は故障確定ですか?
必ずしもマザーボード故障とは限りません。HPではBIOSがシステム回復を必要とした場合に表示されるエラーとして案内しています。自動再起動後に正常起動するか、同じ500エラーが繰り返されるかを確認してください。
BIOS Recovery (500)が毎回出ます
対象機種用の最新BIOSがあるかHP公式で確認してください。HPは500エラーの対処としてBIOS更新を案内しています。ただし、必ず正しい製品番号向けBIOSであることを確認し、安定した電源環境で実施してください。
Windows+Bを押しても何も起きません
すべてのHP PCが同じ手動Recovery方式に対応するわけではありません。キー操作・電源ボタンのタイミング、内蔵キーボード/有線キーボードの使用、HP Sure Start搭載機かを確認し、機種別公式手順を優先してください。
Windows+Vを使えばよいですか?
一部HPノートPCではWindows+Bで回復画面が出ない場合にWindows+Vを試す公式案内がありますが、全機種共通ではありません。対象機種のHP公式手順で案内されている場合だけ使用してください。
BIOS Recovery USBは別PCで作れますか?
作れます。HP公式では、インターネットへ接続できる別のWindows PCで、対象HP PC用のBIOS Recovery USBを作成する方法が案内されています。回復したいPCの正確な型番・製品番号のBIOSを選んでください。
BIOS Recovery後にBitLocker回復キーを求められました
BIOS/UEFIの変更をBitLockerが検出した可能性があります。48桁のBitLocker回復キーを使って解除してください。TPMクリアやSecure Boot変更を先に行わないでください。
BIOS Recovery後もWindowsが起動しません
BIOSが復旧していても、ストレージ認識、Windows Boot Manager、BitLocker、SSD/HDD故障など別の問題が残っている可能性があります。HP PC Hardware Diagnosticsでストレージ・メモリも確認してください。
BIOS Recoveryがループします
正常ではありません。正確なPC型番、BIOSバージョン、HP Sure Start対応有無を確認し、HP公式のBIOS更新・重要なお知らせを確認してください。正しいUSB Recoveryでも直らない場合は修理相談をおすすめします。
まとめ
HPのBIOS Recovery画面が出た場合は、復旧処理が進んでいる最中に電源を切らないことが最も重要です。AC電源を維持し、完了・自動再起動を待ってください。
BIOS Recovery (500)が1回だけ表示され、その後正常起動するなら、まず重要データをバックアップして再発を確認します。毎回500エラーが出る場合は、正確な製品番号に対応するHP公式BIOSを確認します。
自動復旧できない場合は、対応するHPノートPCでWindows+B、機種によってはWindows+Vによる手動Recoveryがあります。さらに対応機種では別PCからBIOS Recovery USBを作成できます。
ただしHP Sure Start搭載PCなど、一般的な手動・USB Recovery方式を利用しない機種もあります。必ず対象機種のHP公式手順を優先してください。
BIOS Recovery後はBitLocker回復キーを求められる場合があります。Secure Boot、TPM、ストレージモードなどを自己判断で変更せず、Windowsが起動できるならデータバックアップとHP PC Hardware Diagnosticsによる主要部品の確認も行ってください。
