[記事公開日]2025/03/16
Windows 11で「ディスク使用率100%」が続くときの原因と解決方法
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ディスク使用率100%とは?
Windows 11でタスクマネージャーを開いたときに、ディスク使用率が常に100%になっている場合、パソコンの動作が極端に遅くなることがあります。この問題は、ソフトウェアの設定やハードウェアの異常によって引き起こされることが多いです。
よくある状況
- パソコンの動作が極端に遅い
- タスクマネージャーでディスク使用率が100%になっている
- アプリの起動やファイル操作に時間がかかる
本記事では、この問題の原因と解決策を 初心者にもわかりやすく 解説します!
「ディスク使用率100%」が続く原因
ソフトウェア関連の原因
Windows SearchやSuperfetch(SysMain)の過剰なディスクアクセス
Windows Updateのバックグラウンド処理
ウイルス・マルウェアによる影響
仮想メモリ(ページファイル)の問題
高負荷なアプリケーションが常時動作している
ハードウェア関連の原因
HDDの劣化や故障
ストレージの容量不足
SATAドライバーの不具合
「ディスク使用率100%」が続くときの基本対処法
タスクマネージャーで原因を特定する
まずは タスクマネージャー を使って、どのプロセスがディスクを使用しているのかを確認しましょう。
手順:
- Ctrl + Shift + Esc を押して「タスクマネージャー」を開く
- 「プロセス」タブで「ディスク」列を確認
- ディスク使用率が高いプロセスを特定し、不要なら終了する
原因となるアプリが見つかった場合は、それを停止またはアンインストールするのが有効です。
Windows SearchとSuperfetch(SysMain)を無効化する
Windowsの検索インデックス作成機能やSuperfetchが原因でディスク負荷が高くなることがあります。
手順:
- Windowsキー + R を押して「services.msc」と入力し、Enter
- 「Windows Search」を探し、ダブルクリック
- 「スタートアップの種類」を「無効」にし、「停止」ボタンを押す
- 「SysMain(Superfetch)」も同様に無効化する
これにより、ディスク使用率が低下することがあります。
Windows Updateのバックグラウンド処理を一時停止する
Windows Updateがバックグラウンドで動作し、ディスクを大量に使用することがあります。
手順:
- Windowsキー + I を押して「設定」を開く
- 「Windows Update」→「更新を一時停止」
- 一時停止後、ディスク使用率が低下するか確認する
更新の完了後、PCの動作が改善される可能性があります。
仮想メモリ(ページファイル)設定を変更する
Windowsの仮想メモリ設定が適切でないと、ディスクの負荷が高くなることがあります。
手順:
- Windowsキー + R を押して「sysdm.cpl」と入力し、Enter
- 「詳細設定」タブを開き、「パフォーマンス」→「設定」
- 「詳細設定」タブ → 「仮想メモリ」→「変更」
- 「すべてのドライブのページングファイルサイズを自動的に管理する」のチェックを外す
- 推奨値(通常は搭載RAMの1.5倍)を設定し、「OK」をクリック
- PCを再起動
適切な仮想メモリサイズに調整することで、ディスク負荷が軽減する可能性があります。
まとめ
Windows 11で「ディスク使用率100%」が続く場合の対処法まとめ!
これらを試しても改善しない場合は、HDD/SSDの劣化や故障の可能性があるため、ストレージの交換を検討しましょう!
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