[記事公開日]2025/03/16
Windows 11でディスクのデフラグを行う方法
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デフラグとは?
デフラグ(デフラグメンテーション)とは、HDD(ハードディスク)の断片化したデータを整理し、アクセス速度を向上させるための処理です。Windows 11には標準で「ドライブの最適化」機能が搭載されており、簡単に実行できます。
デフラグが必要な状況
- HDDの動作が遅い
- ファイルの読み書きが遅くなった
- PCの起動やソフトウェアの動作が重い
SSDにはデフラグは不要 SSDはデフラグの代わりに「TRIMコマンド」で最適化されます。Windows 11では自動でTRIMが実行されるため、手動でデフラグを行う必要はありません。
デフラグの手順
ディスクの最適化ツールを開く
手順:
- Windowsキー + S を押し、「デフラグ」と入力
- 「ドライブのデフラグと最適化」を選択
HDDが一覧に表示されるか確認しましょう。
HDDの断片化を確認する
手順:
- 「ドライブの最適化」ウィンドウで最適化したいHDDを選択
- 「分析」ボタンをクリック
- 「断片化」が10%以上の場合、デフラグを推奨
断片化が多いほど、HDDの動作が遅くなります。
デフラグ(最適化)を実行する
手順:
- HDDを選択し、「最適化」ボタンをクリック
- 処理が完了するまで待つ(数分〜数十分かかる場合あり)
- 完了後、PCを再起動して動作を確認
HDDの動作が改善する可能性があります。
自動デフラグの設定を確認する
Windows 11では自動でデフラグが実行される設定になっています。
手順:
- 「ドライブの最適化」ウィンドウで「スケジュールの変更」をクリック
- 「スケジュールされた最適化を有効にする」にチェックが入っているか確認
- 頻度を「毎週」に設定(推奨)
自動デフラグを有効にしておくと、定期的に最適化されます。
まとめ
Windows 11でディスクのデフラグを行う方法まとめ!
デフラグツールを開く | 「ドライブのデフラグと最適化」を開く |
HDDの断片化を確認 | 「分析」ボタンをクリックし、断片化の割合を確認 |
デフラグを実行 | 「最適化」ボタンを押してHDDをデフラグ |
自動デフラグを有効化 | 「スケジュールの変更」で自動最適化を設定 |
SSDはデフラグ不要ですが、TRIM最適化が自動実行される設定を確認しましょう!
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