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[記事公開日]2025/08/14
[最終更新日]2025/11/14

🛠 システムファイル破損時にやるべきこと完全ガイド

はじめに

Windowsを使っていて突然パソコンの動作がおかしくなったり、アプリが起動しなかったり、予期せぬエラーが頻発する場合、それは”システムファイルの破損”が原因かもしれません。見た目では気づきにくいこの問題ですが、放置していると起動不可に陥ることもあるため、早めの対応が肝心です。

本記事では、システムファイルが破損している可能性があるときに実施すべきチェック項目、修復方法、復旧手順を詳しく解説します。


🧩 システムファイル破損のよくある症状

  • Windowsの起動に異常に時間がかかる

  • アプリケーションが強制終了する

  • Windows Updateが失敗する

  • スタートメニューやエクスプローラーが応答しない

  • 起動時に”修復しています”や”診断中”の画面が頻繁に出る

  • 特定のエラーメッセージ(例:0x80070002、0xc0000225 など)が出る


🔍 まずはここを確認:基本チェックリスト

チェック項目 方法 補足
Windows Update 最新かどうか確認 古い更新が原因になることも
ストレージの空き容量 Cドライブの使用状況確認 システムドライブが逼迫しているとエラーの原因に
ドライバの異常 デバイスマネージャー確認 !マークや?マークがないかを確認
最近のソフトウェア変更 導入履歴を思い出す 直前に入れたアプリが干渉している可能性
セーフモードでの挙動 [Shift]+再起動→セーフモード起動 通常起動と比較して安定性を見る

⚙ システムファイル修復の主要コマンド

① SFC(System File Checker)

最も基本的な修復ツール。破損したシステムファイルを検出・自動修復します。

sfc /scannow

実行方法:

  1. 「スタートメニュー」→「cmd」検索

  2. 右クリックして「管理者として実行」

  3. 上記コマンドを入力しEnter

  4. 修復完了後に再起動

② DISM(Deployment Image Servicing and Management)

Windowsのイメージ自体を修復するツール。SFCで修復できなかった場合に使用。

dism /online /cleanup-image /restorehealth

ポイント:

  • 実行中は数分〜30分かかることも

  • ネットワーク接続が必要な場合あり

③ CHKDSK(チェックディスク)

ストレージの物理的・論理的エラーを検出・修復。

chkdsk C: /f /r

補足:

  • 次回再起動時に実行されます

  • 実行には時間がかかるので注意


💡 それでも直らない場合の対応策

① システムの復元

過去の正常な状態に戻す方法。

  • スタートメニュー→”復元”と入力→”システムの復元”

  • 復元ポイントを選択して実行

② 回復ドライブ/インストールメディアを使用した修復

USB回復ドライブまたはWindowsインストールメディアから起動し、以下を選択:

  • トラブルシューティング

  • スタートアップ修復

  • システムの復元

  • コマンドプロンプトでの手動修復(SFCなど)

③ 再インストール(クリーンインストール)

最終手段。個人データのバックアップ後、Windowsを初期状態に戻します。

  • MediaCreationToolでUSBメディアを作成

  • 起動後に「カスタム:Windowsのみをインストール」を選択


📊 修復方法比較表

方法 修復対象 成功率 難易度 所要時間
SFC 軽度のファイル破損 約10分〜
DISM OS全体の整合性 中〜高 約30分〜
CHKDSK HDD/SSDの物理エラー 約20〜60分
システムの復元 OS設定の巻き戻し 低〜中 約20〜30分
スタートアップ修復 起動不能時の対応 約15〜30分
クリーンインストール 全面修復 非常に高 約1〜2時間

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🔚 まとめ

システムファイルの破損は見えないところでトラブルを引き起こし、パフォーマンス低下や不具合の温床になります。しかし、SFCやDISMなどのツールを駆使することで、ほとんどのトラブルは自力で修復可能です。

早めの対処が被害拡大を防ぐ鍵になります。この記事で紹介した手順を1つずつ丁寧に試し、安定したシステム環境を取り戻しましょう。

もしご自身での対応が難しいと感じた場合や、重要なデータが関わる場合は、専門の修理業者への相談も検討してください。

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