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[記事公開日]2025/10/16

⚠️ SSDが認識されないときの原因と対処法|突然表示されなくなった場合のチェックポイント

💡 はじめに

SSDが突然表示されなくなった」「パソコンがSSDを認識しない」といったトラブルは、ストレージ関連で非常に多い症状の一つです。見た目には電源が入っているように見えても、内部的には通信が途絶えている、あるいはファームウェアや接続設定の不具合が原因で認識できないケースがあります。

この記事では、SSDが認識されなくなったときの主な原因を整理し、物理的故障と設定上のトラブルを切り分けるためのチェックポイントを詳しく解説します。


📘 概要

SSDが認識されない原因は、大きく分けて以下の5つに分類されます。

  • 接続不良(SATAケーブル・電源ケーブルの接触不良)

  • BIOS/UEFI設定の不備(SATAモード・無効化設定など)

  • ディスク初期化・ドライブ文字未割り当て

  • ファームウェアの不具合・ドライバ異常

  • 物理的故障(コントローラまたはNANDチップの破損)


🔍 主な原因

原因 詳細説明
接続ケーブル不良 SATAケーブルや電源ケーブルが緩んでいる、または断線している。
外付けケース不具合 USB変換基板やケーブルの故障で信号が伝わらない。
BIOS設定の誤り SATAポートが無効化されている、またはモード設定が不適切。
ディスク未初期化 新品SSDや換装直後のSSDが未フォーマット状態。
ファームウェア・ドライバ異常 書き込みエラー後にSSDがロック状態になることがある。
物理障害 コントローラチップ・NANDメモリの破損。通電しても認識されない。

🧭 切り分け手順

① ケーブル・電源の確認

  1. PCの電源を切る。

  2. SATAケーブル・電源ケーブルを抜き差しする。

  3. 別のポート、または別ケーブルで再接続する。

  4. 別のPCに接続し、認識されるか確認。

💡 補足: デスクトップPCではSATAポートを変えるだけで認識が復活するケースもあります。

② BIOS/UEFIの確認

  1. 起動時に「Del」または「F2」キーでBIOSに入る。

  2. ストレージ一覧にSSDが表示されているか確認。

  3. 「SATA Mode」が AHCI に設定されているか確認。

  4. 表示されない場合はSATAポート無効化や電源供給不良の可能性があります。

③ ディスクの管理を確認

Windows上で「ディスクの管理」を開く:

  • SSDが「未割り当て」として表示される場合 → 右クリックして「新しいシンプルボリューム」を作成。

  • 表示されない場合 → デバイスマネージャーで「ディスクドライブ」を確認。

④ デバイスマネージャーから再認識を試みる

devmgmt.msc
  1. 「ディスクドライブ」を開き、未認識デバイスがあるか確認。

  2. 不明なデバイスを右クリック → 「デバイスのアンインストール」。

  3. メニューの「アクション」→「ハードウェア変更のスキャン」を実行。

⑤ ファームウェア更新・ドライバの再インストール

SSDメーカー(Samsung、Crucial、Western Digitalなど)の専用ツールでファームウェアを確認し、最新版に更新します。これにより電源管理エラーや認識遅延が改善するケースがあります。

⑥ 外付けSSDの場合

  • 別のUSBポート、別PCで接続を試す。

  • USBハブ経由ではなく、PC本体のポートへ直接接続する。

  • それでも認識されない場合はケース交換を検討。


🧰 解決方法

✅ 1. BIOS設定をリセット

CMOSリセットにより、誤設定が初期化されます。

shutdown /r /fw

上記コマンドでBIOSを再起動し、「Load Setup Defaults」を実行して保存します。

✅ 2. ディスク初期化

「ディスクの管理」で未割り当てディスクを右クリック → 「ディスクの初期化」→ GPT または MBR を選択。

✅ 3. ファームウェア更新

Samsung MagicianやCrucial Storage Executiveなどの公式ツールを利用して最新版へ更新。

✅ 4. ドライバ修復

dism /online /cleanup-image /restorehealth
sfc /scannow

システムファイルの破損を修復し、ドライバ再登録を行います。

✅ 5. 外付けケース交換

USB-SATA変換基板が原因のことも多く、ケースを変えるだけで認識する場合があります。


⚠️ 注意点

注意点 内容
通電を繰り返さない 通電回数の増加でSSDのコントローラが完全に損傷する恐れ。
誤ったフォーマット操作 復旧可能なデータを上書きしてしまう危険。
ファームウェア更新中の電源断禁止 更新中に中断するとSSDが起動不能になる。

💡 補足: SSDはHDDに比べて静音かつ発熱が少ないため、通電状態の確認が難しい点に注意が必要です。


💥 放置するとどうなるか

状況 想定されるリスク
接続不良を放置 書き込みエラー・データ欠損が進行。
認識エラーの継続 OSが不安定化し、起動不能に至る可能性。
ファーム不具合の放置 SSD全体がロックされ、データ復旧が困難になる。

💡 補足: 認識不良を放置すると、SSDの寿命やシステム全体の安定性にも悪影響を及ぼします。


🧾 まとめ

  • まずは接続ケーブル・ポート・BIOS設定を確認。

  • ディスクの管理・デバイスマネージャーで論理的な不具合を切り分け。

  • ファームウェアとドライバ更新で改善する例も多い。

  • 物理障害が疑われる場合は無理せずデータ復旧業者へ相談を。


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✨ さいごに

SSDが認識されないときは焦らず、まず基本的な接続・設定を確認しましょう。

 

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