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[記事公開日]2025/07/23
[最終更新日]2025/10/13

🧷 CMOSクリアの正しい手順と注意点

 

はじめに

CMOSクリアとは、パソコンの基本設定が保存されているCMOSメモリの内容を初期化し、BIOS設定をデフォルト状態に戻す操作のことです。

マザーボードの型番やメーカーによって、CMOSクリアの方法は若干異なるため、共通の基本手順を押さえつつ、それぞれのメーカーごとの違いを正確に理解することが重要です。

本記事では、デスクトップPC、自作PC、BTOマシンで使われることが多い主要なマザーボードメーカー別に、CMOSクリアの正しい手順と注意点を限界まで詳しく解説していきます。


🔧 CMOSクリアの基本操作(全マザーボード共通)

手順 内容
1. 電源オフ 電源ケーブルを抜き、完全に通電を遮断
2. 放電処理 電源ボタンを20~30秒長押しして放電
3. バッテリー取り外し マザーボード上のCMOS電池(ボタン電池)を数分間外す
4. ジャンパピン操作 CMOSクリア用ジャンパを一時的に切り替える(後述)
5. 元に戻して電源ON 再装着後にPCを起動し、BIOS画面を確認

🏢 メーカー別CMOSクリア手順と注意点

🖥 ASUS(エイスース)

  • ジャンパ名:CLRTC / CLRTC1

  • 位置確認:マザーボードのマニュアル記載または型番検索で確認

  • 操作方法

    1. ジャンパキャップを通常位置(1-2)からCMOSクリア位置(2-3)へ移動し10秒待つ

    2. 元に戻す

    3. BIOS初期化メッセージが表示されたらF1キーでBIOS設定画面へ

  • 注意点:UEFIモードを使用している場合、Secure BootやCSM設定が変更されているため再設定が必要

🖥 MSI(エムエスアイ)

  • ジャンパ名:JBAT1

  • 位置確認CPUソケット周辺またはメモリスロット付近に配置

  • 操作方法

    1. キャップを2-3ピンに差し替え数秒保持

    2. 元の位置に戻して電源ON

  • 注意点:最新のBIOSでは”Clear CMOS”ボタンが背面I/Oパネルにあるモデルもあるので、活用可能

🖥 GIGABYTE(ギガバイト)

  • ジャンパ名:CLR_CMOS

  • 手順

    1. 電源を切り、ボタン電池を抜く

    2. CLR_CMOSピンにドライバーやジャンパを一時的に当てる(5~10秒)

  • 注意点:UEFI Dual BIOS搭載モデルでは、メインBIOSとバックアップBIOSの同期に注意

🖥 ASRock(アスロック)

  • ジャンパ名:CLRCMOS1

  • 操作方法

    1. 電源ケーブルを外し、電池を抜く

    2. ジャンパピンを2-3に移動して5秒間待つ

    3. 1-2に戻す

  • 注意点:ジャンパが付属していない場合は金属ピンで短絡させる方法もあるが、静電気に注意

🖥 Intel純正マザーボード(旧製品含む)

  • ジャンパ名:CMOS_CLR, RTCRST

  • 特殊仕様:BIOS Recoveryジャンパと兼用されていることがあり、操作ミスに注意

  • 補足:ジャンパ移動後、数秒間起動させることでクリアが実行されるタイプもある


💡 CMOSクリア時の補足注意点

  • 静電気対策必須:必ず金属に触れて放電してから作業

  • 金属工具の使用は極力避ける:短絡やショートのリスクがある

  • 作業前に写真を撮っておくと安心:ジャンパピンの位置記録など

  • CMOS電池交換のタイミングに最適:CR2032電池の寿命は3〜5年程度


✅ CMOSクリア後の初期設定チェックリスト

項目 内容
BIOS起動確認 F2またはDELキーでBIOSへアクセス
ブート順序 OSインストールドライブが最優先になっているか
日時設定 時刻/日付が大きくずれていないか
起動モード UEFI/Legacyの設定が元と一致しているか
セキュアブート オン/オフを元に戻す
ファン制御設定 パフォーマンス優先/静音モードなど再設定

🔹 関連リンク

🔹 CMOSクリアで改善するPCトラブル事例
🔹 BIOS初期化(CMOSクリア)の具体的な手順と注意点
🔹 BIOS設定が初期化されたときに起動しない原因と対応
🔹 BIOS設定変更で起動しなくなった場合の対処法


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✨ まとめ

CMOSクリアは、パソコンの不調を解決するための基本かつ強力な手段の一つです。ただし、マザーボードごとに手順や注意点が微妙に異なるため、この記事で紹介したメーカー別情報を参考にしながら、正しく安全に作業を進めてください。

間違った操作による二次被害を防ぐためにも、”説明書を確認しながら丁寧に実施する”ことが最も重要です。

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