[記事公開日]2026/08/17
[最終更新日]2026/08/19
富士通PCのBIOS診断でストレージが見つからないときの確認項目
富士通PCの起動時診断やBIOS/UEFIで内蔵HDD・SSDが見つからない場合は、Windowsの修復を始める前に「ストレージ自体をPCが認識しているか」を確認することが重要です。
Fujitsuのハードウェア診断ツールでは、2015年9月・10月・12月発表モデル以降の一部機種で、ハードディスク診断のエラーコード1001が「診断対象となるHDDまたはSSDが見つからなかった場合」のスキップコードとして案内されています。
つまり1001は、「診断して故障を検出した」というより、診断対象のストレージを見つけられなかった状態です。原因はSSD/HDD本体だけでなく、接続、M.2の差し込み、SATAケーブル、電源供給、BIOS設定、ストレージコントローラー、マザーボード側など複数あります。
この記事では、富士通PCでBIOS診断・起動時診断からストレージが見つからないときに、データを守りながら「BIOSで見える/見えない」「交換直後/突然発生」「Windows Boot Managerがある/ない」を順番に切り分けます。
最初に結論:BIOSでSSD/HDDの型番が見えるかが最初の分岐点
| 確認結果 | 優先して疑うこと | 次の対応 |
|---|---|---|
| BIOSにSSD/HDD型番が表示される | 起動構成・Windows Boot Manager・OS側 | 起動メニュー・診断結果確認 |
| BIOSにSSD/HDDが表示されない | ストレージ本体・接続・基板側 | 放電・接続・修理判断 |
| 認識したり消えたりする | 間欠故障・接触・電源 | データ保全を最優先 |
| 交換直後から見えない | 規格・差し込み・互換性 | 交換部品を再確認 |
| 1001が表示される | 診断対象ストレージ未検出 | BIOS認識・放電・再診断 |
1. まず診断結果・エラーコードを写真で保存する
富士通ハードウェア診断ツールでエラーが出た場合は、画面を閉じる前に次を記録してください。
- 4桁のエラーコード
- 「故障推定箇所」の表示
- HDD/SSD診断の結果
- 複数エラーがある場合はすべてのコード
- PCの正確な型名
- Windowsが起動できるか
Fujitsuの診断では、同じような数字でも故障検出コードとスキップコードで意味が異なります。数字だけをメモするより、画面全体をスマートフォンで撮影しておく方が確実です。
2. 1001は「HDD/SSDが見つからない」スキップコード
Fujitsu公式では、2015年9月・10月・12月発表モデル以降のハードディスク診断における1001について、診断対象となるHDDまたはSSDが見つからなかった場合に表示されるスキップコードと案内しています。
公式の基本的な流れは、放電やBIOS設定の初期化を行った後でもう一度ハードウェア診断ツールを実行し、同じコードが表示される場合はハードディスクの機械的なトラブルの可能性を考えて修理相談へ進む、というものです。
ただし、データが重要なPCでは、BIOS初期化や再診断を行う前に現在ストレージが認識しているか、Windowsが一度でも起動できるかを確認してください。
3. 「1001=SSD故障確定」ではない
1001は診断対象を見つけられなかったコードなので、次のような原因が候補になります。
- SSD/HDD本体の故障
- M.2 SSDの半挿し
- SATAケーブル・フレキケーブルの接触不良
- ストレージへの電源供給不良
- 交換したSSDの規格違い
- BIOS/UEFI設定の不整合
- ストレージコントローラー・マザーボード側の故障
部品を購入する前に、BIOSでの認識状態と直前の作業履歴を確認します。
4. Windowsがまだ起動するなら最重要データを先にバックアップする
ストレージが「認識したりしなかったりする」状態でも、一度Windowsが起動できる場合があります。
このときは再診断やBIOS変更より、最重要データの退避を優先してください。
優先順位の例:
- 仕事・会計・研究データ
- 家族写真・動画
- デスクトップ・ドキュメント
- メール・アプリ固有データ
- 再取得できないファイル
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退避先がない場合:
-
バックアップ用外付けSSD:
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故障が疑われる内蔵SSD/HDDへ新しいデータを書き込むのではなく、正常な別媒体へコピーします。
5. BIOSセットアップで内蔵ストレージの型番を確認する
富士通PCのBIOS/UEFI画面には、機種によって内蔵ストレージの型番、SATAポート、NVMe情報、Intel Rapid Storage Technologyなどの項目が表示されます。
確認したいのは「Windowsが起動できるか」ではなく、ファームウェア段階で物理ドライブを認識しているかです。
表示例:
- NVMe SSDのメーカー・型番
- SATA HDD/SSDの型番
- ストレージ容量
- Intel Rapid Storage Technology配下のドライブ情報
BIOS画面の項目名は機種によって異なるため、正確なFMV型名のマニュアルを優先してください。
6. BIOSにSSD/HDDの型番が表示される場合
BIOSで内蔵SSD/HDDの型番が正常に表示される場合は、少なくともその時点ではファームウェアからドライブを認識しています。
次に確認する候補:
- Windows Boot Managerが起動メニューにあるか
- Fujitsu診断でストレージテストが実行できるか
- 起動領域が破損していないか
- BitLocker回復画面になっていないか
- ストレージ設定が以前と変わっていないか
この状態で「ドライブが見えないからSSDを交換」とはまだ判断しません。
7. BIOSにもSSD/HDDが表示されない場合
BIOS/UEFIでも内蔵ストレージが表示されない場合は、Windowsのドライバーより前の問題を優先します。
候補:
- SSD/HDD本体の故障
- M.2端子・SATA端子の接触不良
- SATAフレキケーブル断線
- ストレージ電源回路
- マザーボード側コントローラー
Windows初期化、SFC、DISM、デバイスマネージャーの操作では改善しません。
8. 起動メニューにWindows Boot Managerがあるか確認する
BIOSでSSD/HDDが見えているのにWindowsが起動しない場合は、起動メニューにWindows Boot Managerが表示されているか確認します。
| 状態 | 考え方 |
|---|---|
| SSD型番あり+Windows Boot Managerあり | OS・起動領域側を確認 |
| SSD型番あり+Boot Managerなし | EFI起動領域・起動登録・設定を確認 |
| SSD型番自体がない | 接続・ストレージ本体・基板側を優先 |
起動順序だけの問題と、物理ドライブ未認識は別です。
9. 起動順序をむやみに変更しない
「起動デバイスが見つかりません」と表示されても、Boot Priorityを手当たり次第に変更するのは避けてください。
特に次を区別します。
- Windows Boot Managerがあるのに順序が下がっている
- Windows Boot Manager自体がない
- 内蔵SSD/HDD自体が認識されていない
物理ストレージが認識されていない状態では、起動順序を変えても直りません。
10. BIOS設定をAHCI / RAID / VMDなどへ推測で変更しない
ストレージ未認識を直そうとして、SATA Controller Mode、AHCI、RAID、Intel RST、VMDなどを自己判断で変更しないでください。
PCが元々使用していたストレージモードと違う設定へ変更すると、SSDを認識していてもWindowsが起動できなくなる場合があります。
以前の設定が分からない場合は、Fujitsu公式の対象機種向け設定・出荷時仕様を確認してください。
11. Intel Optane搭載機は機種固有の手順を優先する
一部の旧FMVには、HDDを高速化するIntel Optaneメモリーを搭載したモデルがあります。
Fujitsu公式には「起動可能なデバイスが見つかりませんでした」と表示される特定機種について、Intel Optaneメモリーの設定を確認・再設定する手順があります。
これはすべてのFMVへ適用する一般手順ではありません。
Optane搭載機であることが確認できた場合のみ、対象機種のFujitsu公式Q&Aを使用してください。
12. SSD/HDD交換直後なら規格を確認する
ストレージ交換後からBIOSに表示されなくなった場合は、故障より先に互換性・接続を確認します。
確認:
- 2.5インチSATAかM.2か
- M.2 SATAかNVMeか
- M.2の長さ(例:2280など)
- キー形状・固定位置
- 本体がその規格に対応しているか
- コネクタが奥まで入っているか
見た目が同じM.2でもSATAとNVMeは互換性がない場合があります。購入前にFMVの正確な型名、既存SSD型番、Fujitsu公式仕様を確認してください。
13. M.2 SSDは差し込み不足・固定不良を確認する
ユーザーが安全にストレージ交換できる機種で、M.2 SSD交換直後から認識しない場合は、電源を完全に切り、機種別マニュアルに従って装着状態を確認します。
- 端子が奥まで入っているか
- 斜めに浮いていないか
- 固定ネジが適切か
- ヒートシンク・サーマルパッドがずれていないか
内蔵バッテリーの切り離しが必要な機種では、必ず公式手順を確認してください。
14. 2.5インチSATAではフレキケーブルも確認する
LIFEBOOKの一部では、2.5インチSATA SSD/HDDを細いフレキケーブルでマザーボードへ接続しています。
交換直後や分解後から認識しない場合は、次を確認します。
- SATAフレキケーブルの半挿し
- コネクタロックの閉め忘れ
- ケーブルの折れ・破れ
- ドライブ側コネクタ
強く引っ張るとケーブルや基板コネクタを破損するため、無理に作業しないでください。
15. 突然認識しなくなった場合はストレージ故障を優先する
交換・分解をしていないのに、昨日まで使えていたSSD/HDDが突然BIOSから消えた場合は、ストレージ本体の故障を強く疑います。
特に次がある場合は要注意です。
- 起動のたびに認識したり消えたりする
- 以前からフリーズが増えていた
- Windows起動が極端に遅かった
- HDDから異音がしていた
- 診断ツールでストレージエラーが出ていた
この場合は富士通PCでHDD/SSD診断エラーが出たときに先にデータを守る方法も確認してください。
16. 認識が戻ったら「診断」より先にデータを退避する
放電・再起動・時間を置いた後に一時的にSSD/HDDが認識した場合、原因が解消したとは限りません。
間欠故障では、次回起動時に再び認識しないことがあります。
必要なデータがある場合は、Long Test、CHKDSK、Windows再インストールより先にバックアップしてください。
17. HDDから異音がある場合は起動・診断を繰り返さない
HDD搭載機で、カチカチ、カコン、擦れるような異音があり、BIOS認識も不安定な場合は物理障害の可能性があります。
この状態で電源ON/OFFや長時間診断を繰り返すと、データ復旧が難しくなる場合があります。
代替できないデータがあるなら、自力での分解・全領域スキャンよりデータ復旧サービスを検討してください。
18. SSDは異音なしでも突然認識しなくなる
SSDには可動部がないため、故障しても通常は異音がありません。
SSD故障では、次のような症状が手掛かりになります。
- BIOSで突然見えなくなる
- 起動ごとに認識状態が変わる
- コピー中に固まる
- Windowsが自動修復ループになる
- 再起動すると一時的に認識する
音がしないから正常とは判断できません。
19. Fujitsu公式の放電を一度確認する
Fujitsu公式では、ハードディスク診断の1001について、放電後に再診断する流れを案内しています。
放電は、PC内部に残った電荷や一時的な電源制御状態をリセットするための基本確認です。
機種によって強制終了スイッチの有無、バッテリーの取り外し可否が異なるため、正確な型名の公式手順を使用してください。
放電後に認識が戻っても、重要データがある場合はバックアップを優先します。
20. BIOS初期化はデータとBitLockerを確認してから
Fujitsu公式では1001の対処としてBIOS初期化後の再診断も案内しています。
ただし、BIOS設定を標準値へ戻すと、機種・構成によって起動デバイス順序や起動関連設定が変わる場合があります。
また、Windows 11 PCでBitLocker/デバイス暗号化が有効な場合、ファームウェア・起動環境の変更後に48桁の回復キーを求められる可能性があります。
Windowsが起動できるなら、BIOS初期化前に重要データとBitLocker回復キーを確認してください。
21. BIOS初期化後は変更前と違う設定をむやみに追加しない
初期化後に起動しないからといって、Secure Boot、TPM、AHCI、RAID、CSM/Legacy Supportなどを手当たり次第に変更しないでください。
元の設定が分からない場合は、Fujitsu公式の出荷時設定・機種別マニュアルを確認します。
22. BIOSで見えるのに診断ツールだけ1001になる場合
BIOSではドライブ型番が確認できるのに、Fujitsu診断で1001が出る場合は、診断ツール側から対象ストレージへ正常にアクセスできていない可能性があります。
次を確認します。
- 再起動後もBIOSで型番が見えるか
- Windows Boot Managerが表示されるか
- ストレージ診断以外のエラーがないか
- メモリ診断エラーがないか
- 機種固有のストレージ構成ではないか
1回だけの結果で交換を決めず、Fujitsu公式の対象機種情報と実症状を合わせて判断します。
23. 「起動可能なデバイスが見つかりません」と1001は同じではない
「起動可能なデバイスが見つかりません」は、Windowsを起動できるデバイスが見つからないという起動側のメッセージです。
一方、1001はFujitsuハードウェア診断ツールが診断対象HDD/SSDを見つけられなかったスキップコードです。
症状は似ていますが、同じエラーではありません。
両方が同時に出る場合は、BIOSでSSD/HDD自体を認識しているかを最優先で確認してください。
24. 「ディスクを初期化してください」と表示されても初期化しない
一時的にストレージがWindowsへ見えるようになった後、「ディスクを初期化する必要があります」と表示される場合があります。
必要なデータがある場合は初期化しないでください。
初期化しても物理故障や接触不良は直らず、データ復旧を難しくする可能性があります。
25. Windows再インストールを先に行わない
BIOS段階でSSD/HDDが見つからない状態では、Windows再インストールを行ってもインストール先自体を認識できません。
また、認識が不安定な故障ストレージへ大量の書き込みを行うと、データを失う可能性があります。
先にストレージを安定して認識できる状態へ戻し、交換が必要なら新しい正常なドライブへWindowsをインストールします。
26. CHKDSKはBIOS未認識を直すツールではない
chkdskはWindowsから見えているドライブのファイルシステムなどを確認するツールです。
BIOS/UEFIでSSD/HDD自体を認識していない状態を修理するものではありません。
認識が不安定で必要データがある場合は、CHKDSKよりバックアップを優先してください。
27. 別SSD/HDDで切り分ける場合
修理経験があり、交換可能な機種で、正常な対応ストレージを用意できる場合は、別ドライブをBIOSが認識するかで切り分けできます。
| 確認結果 | 考え方 |
|---|---|
| 旧ドライブは見えない、正常ドライブは見える | 旧SSD/HDD故障を強く疑う |
| 正常ドライブも見えない | スロット・ケーブル・基板側を疑う |
| どちらも時々しか見えない | 接続・電源・基板側も要確認 |
互換性が不明なSSDをテスト用として無理に購入しないでください。
28. BIOSでSSDが認識されない一般的な切り分けも確認する
富士通固有の1001以外にも、SSDがBIOSで認識されない原因には規格違い、接続、電源、ストレージ本体、マザーボードなどがあります。
メーカーを問わない一般的な確認は🧰 BIOSでSSDが認識されないときの確認手順も参考になります。
29. 修理相談を優先する状態
次の場合は、自力のBIOS変更・分解を続けず、Fujitsu/FMVサポートや修理業者への相談をおすすめします。
- 放電・BIOS初期化後も1001が続く
- BIOSでSSD/HDDがまったく表示されない
- 認識したり消えたりを繰り返す
- HDDから異音がする
- 正常な対応ドライブでも認識しない
- オンボードストレージの機種
- 保証期間内で分解が必要
修理相談時は、エラーコード、故障推定箇所、PC型名、BIOSでの認識状態、直前のSSD交換・BIOS変更の有無を伝えてください。
30. データが重要なら「修理」と「データ復旧」を分けて考える
PC修理では故障したSSD/HDDを交換することで本体を直せても、旧ストレージ内のデータが戻るとは限りません。
必要データがある場合は、修理申し込み前に「旧ストレージのデータをどうするか」を決めてください。
HDD異音、認識不安定、アクセス時フリーズなどがある場合は、自力で通電・診断を繰り返すよりデータ復旧サービスを検討する方が安全な場合があります。
判断早見表
| 状態 | 優先判断 | 次の対応 |
|---|---|---|
| 1001+BIOSにもドライブなし | 未検出・接続・故障 | 放電・接続・修理判断 |
| 1001+BIOSでは型番あり | 診断側・構成・間欠問題 | 再確認・他エラー確認 |
| SSD型番あり+Boot Managerなし | 起動領域・起動登録 | OS起動側を確認 |
| 交換直後から未認識 | 規格・差し込み・互換性 | 交換部品確認 |
| 突然未認識+以前から不調 | ストレージ故障 | データ保全・交換判断 |
| 認識が戻ることがある | 間欠故障 | バックアップ最優先 |
| 別の正常ドライブも見えない | スロット・基板側 | 修理診断 |
おすすめの確認順序
- 診断結果・1001などのコードを写真に撮る
- PCの正確な型名を確認する
- Windowsが起動できるなら最重要データをバックアップする
- BIOS/UEFIでSSD/HDDの型番が見えるか確認する
- 起動メニューにWindows Boot Managerがあるか確認する
- SSD交換・分解直後なら規格と接続を確認する
- 突然発生ならストレージ故障を優先する
- HDD異音・認識不安定があれば診断を繰り返さない
- Fujitsu公式手順で放電する
- 必要ならBitLocker回復キーを確認する
- Fujitsu公式手順に従ってBIOS初期化を検討する
- AHCI/RAID/VMD等を推測で変更しない
- 再診断して1001が続くか確認する
- 交換可能機種なら対応する正常ドライブで切り分ける
- 改善しない場合はデータの必要性を整理して修理・復旧相談へ進む
よくある質問
富士通の診断で1001が出たらSSD故障ですか?
故障確定ではありません。Fujitsu公式では1001は診断対象のHDD/SSDが見つからなかった場合のスキップコードです。BIOSでドライブが見えるか、交換直後なら規格・接続に問題がないかを確認してください。
BIOSにもSSDが表示されません
Windowsより前の問題です。SSD本体、M.2接触、SATAケーブル、電源供給、ストレージコントローラー、マザーボード側を確認します。Windows初期化やドライバー更新では改善しません。
BIOSではSSD型番が見えますがWindowsが起動しません
ストレージ自体は認識しているため、Windows Boot Manager、EFI起動領域、起動設定、Windows側の破損などを確認します。物理未認識とは切り分けが異なります。
放電するとSSDが見えるようになりました
一時的な電源制御の不整合だった可能性がありますが、間欠故障の可能性も残ります。必要データがあるなら、再診断より先にバックアップしてください。
BIOSを初期化すれば1001は直りますか?
Fujitsu公式では1001の対処として放電・BIOS初期化後の再診断を案内しています。ただし、物理的に壊れたSSD/HDDや接続不良はBIOS初期化では直りません。BitLocker回復キーや現在の設定も確認してから実施してください。
AHCIやRAIDを切り替えればSSDが見えますか?
自己判断で変更するのはおすすめしません。元の構成と違うストレージモードへ変更するとWindowsが起動できなくなる場合があります。正確な型名のFujitsu公式設定を確認してください。
SSD交換後から認識しません
M.2 SATA/NVMe、サイズ、対応容量、差し込み、固定ネジなどを確認してください。見た目が同じM.2でも本体が対応しない規格があります。
「起動可能なデバイスが見つかりません」と1001は同じですか?
同じではありません。前者は起動可能デバイスが見つからない起動側のメッセージ、1001はFujitsu診断ツールがHDD/SSDを診断対象として見つけられなかったコードです。両方出るならBIOSで物理ドライブが見えるかを最優先で確認します。
SSDが見えたり消えたりします
正常ではありません。ストレージ本体、接触、電源、基板側の間欠故障が疑われます。認識できたときに重要データをバックアップし、電源ON/OFFや長時間診断を繰り返さないでください。
ディスクの初期化を求められました
必要データがある場合は初期化しないでください。初期化してもBIOS未認識や物理故障は直らず、データ復旧を難しくする可能性があります。
まとめ
富士通PCのBIOS診断やハードウェア診断でストレージが見つからない場合は、最初にBIOS/UEFIでSSD・HDD自体の型番が表示されるかを確認してください。
Fujitsu公式では、ハードディスク診断の1001はHDD/SSDを見つけられなかった場合のスキップコードです。1001だけでSSD故障を確定せず、BIOS認識、接続、交換したストレージの規格、放電後の変化を確認します。
BIOSでドライブが見えるのにWindowsが起動しない場合は、Windows Boot Managerや起動領域側を確認します。BIOSにも見えない場合は、SSD/HDD本体、M.2・SATA接続、電源、ストレージコントローラー、マザーボード側を優先します。
認識したり消えたりする場合やHDD異音がある場合は、診断・CHKDSK・Windows再インストールよりデータ保全を優先してください。
BIOS初期化はFujitsu公式で1001の対処として案内されていますが、実施前に重要データとBitLocker回復キーを確認し、AHCI/RAID/VMDなどを自己判断で変更しないことが重要です。
