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[記事公開日]2026/08/17
[最終更新日]2026/08/19

Lenovoで起動時にビープ音が鳴るときの故障切り分け

LenovoのPCで電源を入れた直後に「ピッ」「ピピピッ」「ピーッ、ピッピッ」のようなビープ音が鳴り、画面が映らない・起動しない場合は、Windowsが起動する前のPOST(Power-On Self-Test)でハードウェア異常が検出されている可能性があります。

ただし、Lenovoのビープ音はThinkPad、ThinkCentre、ThinkStationなどで仕組みが同じではありません。一部のThinkPadでは、単純な回数ではなくメロディ状のビープ音をスマートフォンで解析するSmartBeepが採用されています。一方、ThinkCentreでは「短いビープ音3回+長いビープ音1回=メモリ未検出」のようなPOSTビープパターンが公式に案内されている機種があります。

そのため、「3回鳴ったからメモリ故障」のように、別シリーズ・別世代のビープコード表をそのまま当てはめないことが重要です。

この記事では、Lenovo PCで起動時にビープ音が鳴るときに、音の記録方法、SmartBeep対応ThinkPadの確認、ThinkCentreの代表的なPOSTビープ、メモリ・映像・電源の切り分け、UEFI Diagnosticsを使える場合の確認、修理へ進む目安を安全な順番で説明します。

最初に結論:ビープ音は「回数」だけでなく機種・長短・区切りを記録する

起動時のビープ音が繰り返される場合は、スマートフォンで20~30秒程度録音・動画撮影してください。

記録する内容:

  • Lenovoのシリーズ名(ThinkPad / ThinkCentre / ThinkStationなど)
  • Machine Type Model(MTM)
  • 短い音・長い音の回数
  • 音と音の区切り
  • メロディ状のSmartBeepか
  • 画面にPOSTエラーコードが出るか
  • 電源LED・充電LEDも点滅しているか
症状 最初の判断
ThinkPadで黒画面+メロディ状ビープ SmartBeep対応機か確認
ThinkCentreで短3回+長1回 公式例ではメモリ未検出
ThinkCentreで長2回+短3回 公式例では映像系未検出
短2回+画面にエラーコード 画面のPOSTコードを優先
ビープ音なし・電源LEDだけ点滅 別のLED診断・電源状態を確認

1. POSTビープ音はWindowsが起動する前の診断情報

POSTは、電源投入直後にCPU、メモリ、映像、各種コントローラーなどの基本動作を確認する処理です。

POST中に重大な問題があると、画面を表示できないためビープ音やLED点滅で異常を知らせる機種があります。

この状態では次のWindows側操作を最初に行っても意味がない場合があります。

まずPOST段階で何が止まっているかを確認してください。

2. Lenovo全機種で共通のビープコード表は使わない

LenovoにはThinkPad、ThinkBook、IdeaPad、Yoga、Legion、LOQ、ThinkCentre、ThinkStationなど複数の製品群があります。

さらに同じThinkPadでも世代によって、従来型ビープコード、SmartBeep、LED診断などが異なります。

インターネットで見つけた「Lenovoビープ音一覧」が自分のPCへ適用できるとは限りません。

必ず次を確認してください。

  • 製品シリーズ
  • Machine Type Model
  • 製品世代
  • Hardware Maintenance Manual
  • Lenovo公式サポートページ

3. ThinkPadの一部はSmartBeepで診断する

LenovoのSmartBeepは、黒画面で起動できないときにメロディ状のビープ音として診断コードを出力し、スマートフォンのLenovo PC Diagnosticsアプリで解析する仕組みです。

Lenovo公式では、SmartBeepはIntel第7世代Coreプロセッサー世代以降の一部ThinkPadに実装されている機能として案内されています。

すべてのThinkPadがSmartBeep対応ではないため、自分のモデルのユーザーガイド/Hardware Maintenance Manualを確認してください。

4. SmartBeepは耳で回数を数えるよりアプリ解析を優先する

SmartBeepは単純な「3回」「5回」といった回数だけではなく、複数の音程を使ったメロディ状のコードを出す場合があります。

対応機種では次の流れで確認します。

  1. PCのビープ音を止めずに再現させる
  2. Lenovo PC Diagnosticsアプリを対応スマートフォンで起動する
  3. スマートフォンをPCの近くへ置く
  4. アプリで音を読み取る
  5. 表示されたエラーメッセージを保存する

ビープ音の途中から録音したり、周囲の音が大きかったりすると正しく解析できない場合があります。静かな場所で、1サイクル全体を聞かせてください。

5. SmartBeepで表示されたエラーは写真に残す

アプリでエラー内容を解析できたら、結果画面をスクリーンショットしてください。

修理相談時に用意するもの:

  • 表示されたエラー内容
  • エラーコード
  • PCのMachine Type Model
  • シリアル番号
  • ビープ音の録音
  • 直前に行ったメモリ増設・BIOS更新など

コードだけをSNSへ投稿するより、Lenovo公式サポートで該当機種の対処を確認してください。

6. ThinkCentreでは短3回+長1回がメモリ未検出の公式例

Lenovo公式のThinkCentre向けPOSTビープ資料では、短いビープ音3回、続いて長いビープ音1回は「メモリが検出されない」状態として案内されています。

このパターンと対象ThinkCentreの公式資料が一致する場合は、メモリ周辺を優先します。

確認:

  • 最近RAMを増設・交換したか
  • メモリが奥まで挿さっているか
  • 固定クリップが両側とも掛かっているか
  • 対応規格のRAMか
  • 複数枚なら1枚ずつ試せるか

7. ThinkCentreで長2回+短3回は映像系未検出の公式例

Lenovo公式のThinkCentre向け資料では、長いビープ音2回、続いて短いビープ音3回は、ビデオカードまたはオンボードビデオを検出できない状態として案内されています。

デスクトップPCでこのパターンと公式資料が一致する場合は、次を確認します。

  • 増設グラフィックボードが正しく挿さっているか
  • PCIe補助電源が必要なGPUで接続されているか
  • モニターケーブルが増設GPU側へ接続されているか
  • オンボードグラフィックスが利用可能なCPUか

ただし、GPUを抜き差しする場合は完全に電源を切り、電源ケーブルを外してから行ってください。

8. ThinkCentreで短2回+画面エラーなら画面のPOSTコードを優先する

Lenovo公式では、ThinkCentreで短いビープ音2回が鳴る場合はPOSTエラーとして、画面に表示されたPOSTエラーコードを確認するよう案内しています。

画面に数字や英文が表示されている場合は、ビープ音だけで判断せずエラーメッセージ全体を写真に撮ってください。

POSTコードの内容によって、メモリ、キーボード、ストレージ、CMOS、ファンなど対処が変わります。

9. ThinkPadでは単純なThinkCentreの回数表を使わない

ThinkCentreの「短3+長1=メモリ」という公式例を、ThinkPadへそのまま適用しないでください。

ThinkPadではSmartBeepや別のエラーコード体系が使われる場合があります。

シリーズ名が「Lenovo」だけでは判断できないため、ThinkPadなのかThinkCentreなのかを最初に確認します。

10. まず不要なUSB機器・ドックを外す

POSTトラブルの切り分けでは、外部要因を減らします。

外すもの:

  • USBメモリ
  • 外付けSSDHDD
  • USBハブ
  • USB-C/Thunderboltドック
  • プリンター
  • SDカード
  • 外部モニター

ACアダプターまたは電源ケーブルと最低限の構成だけで起動し、ビープ音が変わるか確認します。

11. 増設・交換した部品があるなら元構成へ戻す

ビープ音が部品交換直後から始まった場合は、最初に変更前へ戻します。

特に影響しやすい部品:

  • メモリ
  • グラフィックボード
  • SSD
  • PCIeカード
  • Wi-Fiカード
  • バッテリー

正常だった直前の構成へ戻してPOSTが通るか確認する方が、BIOS設定を変更するより安全です。

12. メモリ増設後なら追加RAMを外す

メモリ増設後に黒画面+ビープ音になった場合は、追加したRAMを外して元の構成へ戻します。

確認結果 判断
追加RAMを外すと正常起動 追加RAM・相性・半挿しを疑う
元構成でもビープ音 元RAM・スロット・基板側も確認

メモリ診断でFAILEDも出る場合は、Lenovo Diagnosticsでメモリテストに失敗した場合の確認方法も参考になります。

13. メモリを触る前に交換可能か確認する

最近のThinkPadやYogaには、メモリがマザーボードへはんだ付けされた機種があります。

正確なMachine Type Modelから、Lenovo PSREFやHardware Maintenance Manualを確認してください。

確認:

  • SO-DIMMスロットがあるか
  • オンボードRAMのみか
  • 内蔵バッテリーの無効化手順
  • 底面カバーの外し方
  • 対応メモリ規格

オンボードRAMだけの機種をビープ音だけを理由に無理に分解しないでください。

14. RAM・GPUの挿し直しでは静電気対策を行う

交換可能RAMやデスクトップGPUを挿し直す場合は、完全に電源を切り、ACアダプター/電源コードを外します。

ノートPCでは、機種別Hardware Maintenance Manualに従って内蔵バッテリーを無効化・切り離してから作業してください。

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内部部品の挿し直しを行う場合:

使用する場合は製品説明に従って正しく接地してください。

15. メモリを2枚搭載している場合は1枚ずつ確認する

交換可能RAMを2枚以上搭載する機種では、同じ推奨スロットを使って1枚ずつ比較すると原因を絞れます。

RAM A RAM B 考え方
正常起動 ビープ音 B本体を強く疑う
ビープ音 正常起動 A本体を強く疑う
両方ビープ音 両方ビープ音 スロット・CPU・基板側も候補
各1枚正常、2枚でビープ 相性・構成・メモリコントローラー

16. オンボードRAMでメモリ系SmartBeepが出る場合

オンボードメモリのみのThinkPadでSmartBeepがメモリ関連エラーを示す場合、RAMモジュールだけを交換して切り分けることはできません。

この場合は次を保存してください。

  • SmartBeep解析結果
  • Machine Type Model
  • シリアル番号
  • ビープ音の録音
  • 直前のBIOS更新・落下・液体こぼしなど

Lenovoサポートや修理業者へ相談します。

17. GPU系ビープが疑われるデスクトップの場合

ThinkCentreなどデスクトップPCで映像系のビープパターンが公式資料と一致する場合は、増設GPUの状態を確認します。

安全な確認:

  1. PCを完全にシャットダウンする
  2. 電源ケーブルを抜く
  3. 電源ボタンを数秒押して残留電荷を抜く
  4. GPUがPCIeスロットへ正しく入っているか確認する
  5. 補助電源コネクタを確認する
  6. モニターケーブルの接続先を確認する

電源ユニット容量不足やGPU本体故障でも映像が出ない場合があります。

18. オンボード映像へ切り替えられるとは限らない

デスクトップで増設GPUを外してマザーボード側映像端子を使う切り分けは、CPUに内蔵GPUがある場合だけ有効です。

CPUが内蔵GPU非搭載なら、マザーボードのHDMI/DisplayPortへ接続しても映像は出ません。

CPU型番・PC仕様を確認してから試してください。

19. 短いビープ音が2回なら画面エラーを先に読む

ThinkCentreの公式資料では短いビープ音2回はPOSTエラーのため、画面に表示されたエラーを確認するよう案内されています。

例:

  • ファン関連
  • CMOS/RTC関連
  • キーボード関連
  • ストレージ関連
  • PCIeリソース関連

画面にコードがある場合は、その数字・英文を省略せず記録してください。

20. ThinkPadの新しい機種では充電LED診断も確認する

一部の新しいThinkPadでは、SmartBeepに加えてUSB-C充電器接続時のLED点滅パターンでエラーコードを示す診断機能もあります。

Lenovo公式のThinkPad Charger LED Diagnosticsでは、たとえば0282hがメモリモジュールエラー、0286h0287hがグラフィックス関連のエラーとして案内される対応機種があります。

ただし、これも全ThinkPad共通ではありません。ビープ音とLEDの両方がある場合は、機種別ユーザーガイドを優先してください。

21. ビープ音と電源LED点滅を同時に動画へ残す

診断情報が複数ある場合は、ビープ音だけ録音するより、PC全体が映る動画の方が役立ちます。

映しておきたいもの:

  • 電源ボタンLED
  • 充電LED
  • Caps Lock LED
  • 画面
  • ビープ音

修理時に「どのLEDが、どのタイミングで点滅したか」を確認できます。

22. 電源リセットで改善するか確認する

機種別Lenovoサポートで案内されている場合は、不要な周辺機器を外し、AC電源を切り離して電源リセットを試します。

内蔵バッテリー式ThinkPadには、Emergency-reset holeを搭載する機種もあります。

ただし、底面の小さな穴を見つけて自己判断で押さないでください。マイク穴など別の穴があるため、必ず対象機種のユーザーガイドで位置と用途を確認してください。

23. ビープ音が消えても再発するなら診断する

電源リセットやRAM挿し直しで一度起動しても、同じビープ音が再発する場合は故障原因が残っている可能性があります。

Windowsが起動できるなら、重要データをバックアップした上でLenovo VantageのHardware Scanを実行できます。

Windowsが起動できない場合はUEFI Diagnosticsを使用します。

24. UEFI Diagnosticsが起動できるならメモリ・基板を確認する

Lenovo公式では、Windowsへログインできない場合でもUEFI Diagnosticsを使ってハードウェア診断できる機種があります。

ビープ音の内容に応じて、次の診断を優先します。

  • Memory
  • Motherboard
  • CPU
  • Storage

FAILEDが出た場合はResult Code/Final Result Code、QRコード、View Logを保存してください。

25. UEFI Diagnosticsにも入れない場合

画面が真っ暗でPOSTを完了できず、UEFI Diagnosticsの起動キーにも反応しない場合があります。

この状態では、ビープ音・SmartBeep・LEDコードが主要な診断情報になります。

無理にWindows回復環境を起動しようとせず、機種固有のPOSTエラーを優先してください。

26. SSDを交換してもビープ音が直るとは限らない

画面が出ない起動トラブルでは、「SSD故障だろう」とストレージ交換するケースがありますが、メモリ・GPU・基板系のPOSTビープはSSD交換では改善しません。

ストレージ関連のエラーコードや診断結果がない段階で、SSD交換を最初に行わないでください。

27. Windows再インストールもPOSTビープには効果がない

FUJITSUロゴやLenovoロゴより前の段階でビープ音が鳴り続ける場合は、Windowsが起動する前の問題です。

Windows初期化・再インストールではRAM、GPU、マザーボードの物理故障は直りません。

28. BIOS更新をビープ音だけで最初に行わない

ビープ音があるからといって、すぐBIOS更新を行うのは避けてください。

メモリや電源が不安定な状態でBIOS更新を開始すると、書き込み途中の停止で起動不能を悪化させる可能性があります。

SmartBeepやPOSTコードがBIOS関連を示し、Lenovo公式が対象機種向けに回復・更新を案内している場合にだけ実施します。

29. 焦げ臭さ・バッテリー膨張・異常発熱がある場合

次の症状がある場合は、ビープ音の解読より安全確保を優先してください。

  • 焦げ臭い
  • 煙・火花がある
  • バッテリーが膨張している
  • ACアダプターやDCジャックが異常に熱い
  • ファンが回らず本体が急激に熱くなる

電源を切り、ACアダプター/電源ケーブルを外して使用を中止してください。

30. 修理相談時に用意する情報

Lenovoサポートへ相談するときは、次を用意すると原因を伝えやすくなります。

  • 製品シリーズ
  • Machine Type Model
  • シリアル番号
  • ビープ音の録音・動画
  • SmartBeep解析結果
  • 画面に出たPOSTエラーコード
  • LED点滅パターン
  • 直前に増設・交換した部品
  • UEFI Diagnosticsの結果

ビープ音の回数だけ伝えるより、動画と正確な型番がある方が診断しやすくなります。

判断早見表

状態 優先して疑うこと 次の対応
ThinkPad黒画面+メロディ状ビープ SmartBeep対応エラー Lenovo PC Diagnosticsで解析
ThinkCentre短3+長1 公式例ではメモリ未検出 RAM挿し直し・1枚ずつ確認
ThinkCentre長2+短3 公式例では映像系未検出 GPU・オンボード映像確認
ThinkCentre短2+画面エラー POSTエラー 画面コードを優先
増設RAMを外すと正常 追加RAM・相性・半挿し 規格・RAMを確認
SmartBeepでメモリ系+オンボードRAM 基板上メモリ・基板 Lenovo修理相談
ビープ+異常発熱・焦げ臭さ 電源・基板の安全上の異常 使用中止

おすすめの確認順序

  1. ビープ音を20~30秒動画で記録する
  2. ThinkPad / ThinkCentre / ThinkStationなどシリーズを確認する
  3. Machine Type Modelを確認する
  4. 画面のPOSTコード・LED点滅も同時に記録する
  5. 不要なUSB機器・ドック・SDカードを外す
  6. 最近増設・交換した部品があれば元構成へ戻す
  7. ThinkPad SmartBeep対応機ならLenovo PC Diagnosticsで解析する
  8. ThinkCentreなら機種に対応する公式ビープコードと照合する
  9. メモリ系なら交換可能RAMか確認する
  10. 交換可能RAMなら静電気対策をして挿し直す
  11. 2枚なら同じ推奨スロットで1枚ずつ比較する
  12. 映像系ならGPU・補助電源・映像出力を確認する
  13. 電源リセットが公式手順にある機種では実施する
  14. 起動できるならLenovo Vantage、起動できないならUEFI Diagnosticsで確認する
  15. 改善しない場合は動画・コード・型番を用意してLenovoサポートへ相談する

よくある質問

Lenovoでビープ音が3回鳴ります。メモリ故障ですか?

3回という合計だけでは判断できません。ThinkCentreの一部では短3回+長1回がメモリ未検出の公式例ですが、ThinkPadではSmartBeepなど別方式が使われます。シリーズ・型番と音の長短・区切りを確認してください。

ThinkPadでメロディのような音が鳴ります

SmartBeep対応機の可能性があります。Lenovo PC Diagnosticsアプリでビープ音を解析し、表示されたエラー内容を保存してください。

SmartBeepはすべてのThinkPadで使えますか?

すべての機種ではありません。Lenovo公式ではIntel第7世代Core世代以降の一部ThinkPadに実装された機能として案内されています。対象機種のユーザーガイドを確認してください。

ThinkCentreで短い音3回、長い音1回です

Lenovo公式のThinkCentre向け資料では、短3回+長1回はメモリ未検出の例です。対象機種の資料でも一致する場合は、RAMの差し込み・対応規格・1枚ずつの切り分けを確認してください。

長い音2回、短い音3回です

ThinkCentreの公式例では、ビデオカードまたはオンボードビデオ未検出に対応するパターンがあります。対象機種で一致する場合はGPUの装着、補助電源、オンボード映像の利用可否を確認します。

ビープ音2回で画面に数字が出ています

ThinkCentreの公式資料では短2回はPOSTエラーのため、画面のエラーコードを確認するよう案内されています。数字・英文を写真に撮り、そのコードを優先して調べてください。

メモリを増設してからビープ音が鳴ります

追加RAMを外して元の構成へ戻してください。正常起動するなら追加RAMの故障・非互換・半挿し・構成を疑います。

電源リセットで起動しました

一時的な電源制御状態だった可能性があります。ただし同じビープ音が再発するなら、動画を保存し機種別コードやLenovo Diagnosticsで確認してください。

ビープ音が鳴るのでSSDを交換すればよいですか?

ストレージ系の診断コードがない段階でSSD交換を決める必要はありません。メモリ・映像・基板系のPOSTビープはSSD交換では改善しません。

Windowsを初期化すれば直りますか?

POST中にビープ音が鳴り、Lenovoロゴも表示されない状態ではWindowsより前の問題です。初期化よりハードウェア診断を優先してください。

まとめ

Lenovo PCで起動時にビープ音が鳴る場合は、回数だけで故障箇所を判断せず、製品シリーズ・Machine Type Model・音の長短・区切り・画面コード・LEDをセットで確認することが重要です。

一部ThinkPadではSmartBeepが採用され、黒画面時のメロディ状ビープをLenovo PC Diagnosticsアプリで解析できます。一方、ThinkCentreでは短3回+長1回がメモリ未検出、長2回+短3回が映像系未検出、短2回がPOSTエラーという公式例があります。

ただし、これらを別シリーズへそのまま当てはめないでください。必ず対象機種のLenovo公式ユーザーガイド/Hardware Maintenance Manualを優先します。

メモリ増設直後なら元構成へ戻し、交換可能RAMでは静電気対策をして1枚ずつ比較します。映像系ならGPU・補助電源・オンボード映像の条件を確認します。

ビープ音が続いて画面が出ない、SmartBeepが基板・メモリ系エラーを示す、オンボード部品で切り分けできない、異常発熱や焦げ臭さがある場合は、部品を推測で購入せずLenovoサポート・修理業者へ相談してください。

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