[記事公開日]2026/08/17
[最終更新日]2026/08/19
Lenovo Diagnosticsでエラーコードが出たときの調べ方と対処
Lenovo DiagnosticsでFAILED、WARNING、Result Code、Final Result Codeなどが表示された場合は、コードだけを検索して故障部品を決めるのではなく、どのデバイスの、どのテストが、どの状態で終了したかをセットで確認することが重要です。
LenovoのUEFI Diagnosticsは、Windowsが起動できない場合でもCPU、メモリ、ストレージ、マザーボードなどを診断できるツールです。現在のLenovo公式ガイドでは、診断結果としてPASSED、FAILED、WARNING、ABORTED、CANCELED、NOT APPLICABLEなどが表示され、結果画面にはQRコード、Final Result Code、View Logが用意されています。
ただし、Final Result Codeは単純な「故障部品番号」ではありません。診断セッションや実行したテストを識別する情報を含むため、掲示板のコード一覧だけで意味を断定せず、Lenovo公式の診断結果・ログ・サポート情報と合わせて判断してください。
この記事では、Lenovo Diagnosticsでエラーコードが出たときに、結果画面のどこを見るか、FAILEDとWARNINGの違い、ログの保存方法、ストレージ・メモリ・マザーボード系エラーの優先順位、Lenovo Vantageとの違い、修理相談時に残す情報を説明します。
最初に結論:コードだけでなく「テスト名・対象部品・状態・ログ」を保存する
| 表示 | 意味の目安 | 最初の対応 |
|---|---|---|
| PASSED | その診断範囲では異常未検出 | 症状が続くなら別原因を確認 |
| FAILED | 診断中に異常・不具合を検出 | コード・ログ保存、部品別切り分け |
| WARNING | 注意が必要な非致命的問題・設定問題の可能性 | ログ内容と対象デバイスを確認 |
| ABORTED | 条件不足などで診断側が中断 | 故障と即断せず原因を確認 |
| CANCELED | ユーザー操作で中止 | 必要なら再実行 |
| NOT APPLICABLE | そのテストを適用できない | 故障コードと混同しない |
1. 結果画面を閉じる前に写真を撮る
FAILEDやWARNINGが出たら、最初に結果画面全体をスマートフォンで撮影してください。
記録する項目:
- PCの製品名・Machine Model
- シリアル番号
- 診断したデバイス名
- テスト名
- PASSED/FAILED/WARNINGなどの状態
- Result CodeまたはFinal Result Code
- QRコード
- 診断開始・終了時刻
修理相談時に「エラーが出た」だけではなく、どの診断が失敗したかを伝えられるようにしておくことが重要です。
2. Final Result Codeと個別テストの結果を分けて見る
Lenovo UEFI Diagnosticsの結果画面には、個別テストの状態に加えてFinal Result Codeが表示される場合があります。
LenovoのUEFI Diagnostics資料では、Final Result Codeは診断セッション全体に関係するコードとして扱われています。旧世代のガイドでは、実行したモジュール情報を含む暗号化コードとして説明されています。
そのため、Final Result Codeだけを見て「SSD故障」「メモリ故障」と断定するのではなく、次をセットで確認してください。
- どのモジュールでFAILEDが出たか
- どのアルゴリズム/テスト名が失敗したか
- 対象デバイスの型番
- View Logの詳細
3. PASSEDは「PC全体が完全正常」という意味ではない
PASSEDは、そのテストが正常に実行され、診断対象となった範囲で異常を検出しなかったことを示します。
ただし、次のような問題は残る場合があります。
- 診断時には再現しない間欠故障
- Windowsドライバーの不具合
- アプリ・常駐ソフトの競合
- 外付け周辺機器の問題
- 診断対象外の部品・機能
症状が続く場合は、「PASSEDだから異常なし」で終了せず、実際の症状と診断対象を照合してください。
4. FAILEDはハードウェア側を優先して確認する
現在のLenovo UEFI Diagnosticsでは、FAILEDは診断中に予期しない動作やデバイスの不具合が確認された状態として扱われます。
FAILEDが出た場合は、Windows初期化やドライバー削除より先に、対象デバイスのハードウェア状態を確認します。
例:
- StorageでFAILED → SSD/HDD・接続・データ保全
- MemoryでFAILED → RAM・スロット・メモリ構成
- MotherboardでFAILED → 基板・電源・各オンボード機能
- CPUでFAILED → CPU・冷却・基板側を含めて修理判断
- BatteryでFAILED → バッテリー劣化・故障・安全状態確認
5. WARNINGはFAILEDと同じではない
Lenovoの現在のUEFI Diagnosticsガイドでは、WARNINGは非致命的な問題や、システム設定の不整合など注意が必要な状態を示す場合があります。
WARNINGだけで部品交換を決めないでください。
確認:
- どのテストでWARNINGになったか
- View Logに追加説明がないか
- 実際のPC症状と一致するか
- 同じWARNINGが再現するか
バッテリーなど、一部診断にはWARNING結果向けのLenovo公式対処情報が用意されている場合があります。
6. ABORTEDは故障確定ではない
ABORTEDは、診断ツール側が何らかの条件によってテストを継続できず終了した状態です。
たとえば、必要な前提条件を満たせない、対象デバイスから期待した応答がないなど複数の理由が考えられます。
ABORTEDが表示された場合は、まずログを確認し、AC電源、接続状態、対象デバイスの認識状態などを確認してから再診断を検討します。
7. CANCELEDはユーザーが止めた結果
CANCELEDは、診断中にユーザーがStop TestsやEscなどでテストを中止した場合に表示されます。
CANCELEDは故障検出を意味しません。
必要な診断であれば、電源・時間を確保してもう一度実行してください。
8. NOT APPLICABLEも故障とは限らない
NOT APPLICABLEは、そのアルゴリズムを対象デバイスへ適用するための条件を満たしていない場合などに表示されます。
たとえば、特定の機能・センサー・プロトコルを搭載していないPCでは、一部診断が利用できないことがあります。
「テストできなかった=部品故障」とは判断しないでください。
9. View Logを必ず確認する
Lenovoの現在のUEFI Diagnosticsでは、結果画面のView Logから詳細ログを確認できます。
ログには、実行した診断の名称、開始時刻、状態、所要時間などが表示されます。
FAILEDが1件だけでも、同じデバイス内の他のテストがPASSEDしている場合があります。どのアルゴリズムだけが失敗したかを確認すると、原因を絞りやすくなります。
10. ログをUSBメモリへ保存できる場合がある
現在のLenovo UEFI Diagnosticsでは、Result Log画面から接続したUSBメモリへログを保存できる機能があります。
修理相談や再診断前にログを保存しておくと便利です。
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診断ログの保存やBootable Diagnostics用にUSBメモリが必要な場合:
-
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USB端子の形状がPCに合うか確認してください。Bootable Diagnostics用USBを作成する場合はUSB内のデータが消去されるため、必要なファイルがない空のUSBを使用してください。
11. QRコードが表示された場合
現在のLenovo UEFI Diagnosticsでは、診断セッション完了後にQRコードが表示される場合があります。
Lenovo公式ガイドでは、プライバシーポリシーへ同意している場合、QRコードからLenovoの診断情報連携機能へ進み、Lenovo IDでログインして診断ログや機器情報を送信できる構成があります。
QRコードを写真に保存しておくと、結果画面を閉じた後でも確認しやすくなります。
ただし、診断ログにはシリアル番号など機器固有情報が含まれる場合があるため、SNSや掲示板へそのまま公開しない方が安全です。
12. Lenovo公式のError Code Lookupを優先する
LenovoのDiagnostic Solutionsダウンロードページには、診断ツールに加えてError Code Lookup関連の機能・ユーティリティが案内されています。
エラーコードを調べる場合は、まずLenovo公式の診断ソリューション・対象製品サポートページを使用してください。
検索時に用意するとよい情報:
- PCの正確な製品名
- Machine Type Model
- シリアル番号
- Result Code/Final Result Code
- FAILEDになったテスト名
ThinkStationなど一部製品では専用のError Code Lookup手順が用意されています。
13. ランダムなコード一覧サイトだけで部品交換しない
Lenovo製品にはThinkPad、ThinkBook、IdeaPad、Yoga、Legion、LOQ、ThinkCentre、ThinkStationなど多くのシリーズがあります。
さらに診断ツールにも世代差があるため、古い診断コード一覧を新しいPCへそのまま当てはめると誤判断につながります。
特に次の部品はコードだけで購入しないでください。
- マザーボード
- メモリ
- SSD
- バッテリー
- ACアダプター
- ファン
本体型番、部品型番、規格、症状、診断ログを合わせて判断します。
14. ストレージテストでFAILEDならデータを最優先する
StorageモジュールでFAILEDが出た場合は、原因特定より必要データが残っているかを先に確認してください。
Windowsがまだ起動できる場合は、重要データを正常な別媒体へ退避します。
次の症状がある場合は、長時間テストやCHKDSKを繰り返さないでください。
詳しい判断はLenovo Diagnosticsでストレージテストに失敗した場合のデータ優先判断で解説しています。
15. ストレージFAILEDでWindows再インストールを先にしない
ハードウェア診断でSSD/HDDの異常が出ている状態でWindowsを再インストールしても、物理故障は直りません。
大量の読み書きが発生するため、データが必要な場合は特に避けてください。
交換が必要なら、正常な新しいストレージへWindowsをインストールします。
16. メモリテストでFAILEDならRAMを1枚ずつ切り分ける
MemoryモジュールでFAILEDが出た場合は、Windowsドライバーよりメモリ系ハードウェアを優先します。
交換可能RAMを搭載するPCでは次を確認します。
- 最近メモリを増設・交換していないか確認する
- 増設前の構成へ戻す
- RAMを正しく挿し直す
- 2枚以上なら同じ推奨スロットで1枚ずつ診断する
- 正常と思われるRAMを別スロットでも試す
詳しくはLenovo Diagnosticsでメモリテストに失敗した場合の確認方法を参考にしてください。
17. オンボードメモリでFAILEDなら修理を優先する
ThinkPadやYogaなどには、メモリがマザーボードへはんだ付けされた機種があります。
オンボードRAMでメモリ診断がFAILEDになる場合、一般ユーザーがRAMだけを取り外して比較できません。
ログ・Final Result Code・シリアル番号を保存し、Lenovoサポートや修理業者へ相談してください。
18. Motherboard FAILEDを「基板交換確定」と即断しない
Motherboardモジュールは、基板上の複数機能・コントローラーを対象とすることがあります。
Motherboard FAILEDが出た場合でも、ログにどのテストがFAILEDになったかを確認してください。
電源、組み込みコントローラー、センサー、I/Oなど、原因箇所が異なる可能性があります。
基板交換を前提に部品購入せず、製品別のLenovoサポート情報と修理診断を優先します。
19. CPU FAILEDはBIOS更新より先に安定性を確認する
CPU関連診断がFAILEDの場合、CPU本体だけでなく冷却不良、電源、マザーボード側などが影響する可能性があります。
異常高温、ファン停止、突然の電源断がある場合は、高負荷のExtended Testを何度も実行しないでください。
不安定な状態でBIOS更新を行うと更新途中で停止する危険があるため、BIOS更新は最初の対処にしません。
20. Battery WARNING / FAILEDは膨張の有無を確認する
バッテリー診断でWARNINGやFAILEDが出た場合は、容量劣化だけでなく安全状態も確認してください。
次がある場合は使用・充電を中止します。
- 底面が膨らんでいる
- パームレストやタッチパッドが浮いている
- 異常発熱
- 焦げ臭さ
バッテリー交換では、PC型番・バッテリー部品番号・電圧・コネクタ形状を確認してください。
21. Windowsが起動できるならLenovo Vantageでも確認できる
Lenovo公式の現行ThinkPadユーザーガイドでは、Windowsが起動できる場合はLenovo VantageのHardware scanを使用し、Windowsへログインできない、またはネットワーク接続できない場合はUEFI Diagnosticsを使用する流れが案内されています。
つまり、状況によって診断ツールを使い分けます。
| 状態 | 使いやすい診断 |
|---|---|
| Windowsが正常起動 | Lenovo Vantage Hardware Scan |
| Windowsへログインできない | UEFI Diagnostics |
| ネットワーク接続できない | UEFI Diagnostics |
| 内蔵診断が起動できない | 対応機種でBootable UEFI Diagnostics |
22. UEFI Diagnosticsの起動方法は機種で異なる
現在のThinkPad/ThinkBook系では、起動時にF10キーでUEFI Diagnosticsへ入れる機種があります。
一方、比較的新しいIdeaPad、Yoga、Legion、LOQなどではNovo Button MenuからUEFI Diagnosticsへ入る機種があります。
すべてのLenovo PCでF10が共通とは限らないため、対象製品のユーザーガイドを確認してください。
23. Windowsが起動しない場合はBootable Diagnosticsも選択肢
Lenovoは、UEFI対応PC向けにUSBから直接起動できるLenovo UEFI Diagnostics Bootable USBを提供しています。
内蔵診断を起動できない場合や、対象機種でBootable版が案内されている場合に利用できます。
現在のLenovo公式ガイドでは、Bootable USB作成時にUSB内のデータが消去される警告が表示されます。
必要なデータがあるUSBを診断用へ流用しないでください。
24. QuickとExtendedを使い分ける
現在のLenovo UEFI Diagnosticsでは、QuickとExtendedに分かれたテストがあります。
公式ガイドでは、Quickは比較的短時間、Extendedはより時間がかかる診断として扱われています。
基本はQuickから始め、QuickでFAILEDになった場合は、必ずしもExtendedを繰り返す必要はありません。
特にストレージ故障・異常発熱・不安定な電源が疑われる場合は、長時間テストよりデータ保全・修理判断を優先します。
25. Run Allで複数エラーが出た場合
Run Allでは複数モジュールをまとめて診断でき、結果画面にPassed、Failed、Warningなどの件数が表示されます。
複数FAILEDがある場合は、1件目だけ見て終了せずView Logですべての失敗項目を確認してください。
メモリ故障などが別テストへ二次的な影響を与える場合もあるため、症状と結果の関連性を見ます。
26. 診断を何十回もループさせない
Lenovo UEFI Diagnosticsには同じテストを複数回実行する機能がありますが、故障が疑われるPCで回数を増やせば直るわけではありません。
特に次の場合は、繰り返し診断を避けます。
- ストレージから異音がする
- PCが高温で電源断する
- バッテリーが膨張している
- 同じFAILEDがすでに再現している
再現確認は原因切り分けに必要な範囲に留めます。
27. BIOS初期化・BIOS更新はエラーコードだけで行わない
診断エラーが出たからといって、最初からBIOS初期化やBIOS更新を行う必要はありません。
ハードウェアが不安定な状態でBIOS更新を行うと、更新途中の停止で起動不能になる危険があります。
Lenovo公式の対象機種向け修正情報に関連項目があり、PCが安定して動作している場合にだけ検討してください。
BitLocker/デバイス暗号化が有効なPCでは、BIOS関連操作前に回復キーを確認しておくと安全です。
28. 修理相談時に用意する情報
Lenovo Customer Supportへ相談するときは、次を用意すると診断結果を伝えやすくなります。
- 製品名・Machine Type Model
- シリアル番号
- FAILED/WARNINGになったモジュール
- 個別テスト名
- Result Code/Final Result Code
- QRコードの写真
- 保存した診断ログ
- Windowsが起動できるか
- 実際に発生している症状
現在のThinkPadユーザーガイドでも、ハードウェア障害を検出して自力で解決できない場合はLenovo Customer Support Centerへ連絡するよう案内されています。
判断早見表
| 結果 | 判断 | 次の対応 |
|---|---|---|
| PASSED | 診断範囲では異常未検出 | 症状が続くなら別原因へ |
| FAILED | 対象テストで異常検出 | ログ保存・部品別切り分け |
| WARNING | 非致命的問題・設定問題など | ログ・公式対処確認 |
| ABORTED | 診断側が条件により中断 | 環境・接続を確認 |
| CANCELED | ユーザーが中止 | 必要なら再実行 |
| NOT APPLICABLE | 適用条件外 | 故障と断定しない |
| Storage FAILED | SSD/HDD・接続を優先 | データ保全 |
| Memory FAILED | RAM・スロット・基板 | 1枚ずつ切り分け |
おすすめの確認順序
- 結果画面全体を写真に撮る
- FAILED/WARNINGのモジュール名を記録する
- 個別テスト名を記録する
- Result Code/Final Result Codeを保存する
- View Logを開いて詳細を確認する
- 可能ならログをUSBメモリへ保存する
- QRコードを保存する
- Lenovo公式Error Code Lookup・対象製品サポートを確認する
- Storage FAILEDならデータ退避を最優先する
- Memory FAILEDなら増設前構成・1枚ずつの比較を行う
- WARNING/ABORTED/NOT APPLICABLEをFAILEDと混同しない
- Quickで明確にFAILEDなら長時間診断を無理に繰り返さない
- Windowsが起動するならLenovo Vantage結果も参考にする
- Windowsが起動しないならUEFI Diagnosticsを優先する
- 解決できなければログ・コードを用意してLenovoサポートへ相談する
よくある質問
Lenovo DiagnosticsでFAILEDが出たら部品故障確定ですか?
対象テストで異常が検出された重要な結果ですが、交換部品まで即断できるとは限りません。たとえばメモリFAILEDでもRAM本体、スロット、CPU内蔵メモリコントローラー、マザーボードなど複数候補があります。ログと実症状を合わせて切り分けてください。
Final Result Codeを検索すれば故障箇所が分かりますか?
Final Result Codeだけで部品を断定しないでください。診断セッション全体に関係する情報を含むため、FAILEDになったモジュール・テスト名・View Logと合わせてLenovo公式サポートで確認します。
QRコードは何のためにありますか?
現在のLenovo UEFI Diagnosticsでは、診断結果や機器情報をLenovo側の診断連携へ渡すために利用される場合があります。シリアル番号などの情報を含む可能性があるため、SNSへ公開せず修理・サポート用途で扱ってください。
WARNINGは故障ですか?
FAILEDとは異なります。非致命的な問題や設定上の注意を示す場合があります。対象テストのログとLenovo公式の個別対処を確認してください。
ABORTEDやCANCELEDは故障ですか?
ABORTEDは診断側が条件によって中断、CANCELEDはユーザー操作で中止した状態です。どちらも表示だけで故障確定とは言えません。
NOT APPLICABLEがたくさん出ます
そのPC・デバイスでテスト条件を満たさない機能がある場合に表示されます。FAILEDと混同しないでください。
Storage FAILEDなのにWindowsは起動します
起動できるうちに重要データをバックアップしてください。完全に認識しなくなる前から診断エラーが出ることがあります。
Memory FAILEDですがWindowsメモリ診断では正常でした
診断ツールごとにテスト条件が異なります。Lenovo UEFI Diagnosticsで同じFAILEDが再現する場合は、RAMを1枚ずつ比較できる機種ならハードウェア切り分けを優先してください。
Windowsが起動しないのでLenovo Vantageを使えません
その場合はUEFI Diagnosticsを使用します。多くのThinkPad/ThinkBookでは起動時F10、対応するIdeaPad/Yoga/Legion/LOQではNovo Button Menuなどから診断へ入る機種があります。正確な製品ガイドを確認してください。
診断ログは保存した方がよいですか?
修理相談する可能性があるなら保存をおすすめします。現在のUEFI DiagnosticsではView LogからUSBメモリへログを書き出せる構成があります。
まとめ
Lenovo Diagnosticsでエラーコードが出た場合は、コードだけを検索せず、対象デバイス・テスト名・PASSED/FAILED/WARNINGなどの状態・View Logをセットで確認することが重要です。
現在のLenovo UEFI Diagnosticsでは、PASSED、FAILED、WARNING、ABORTED、CANCELED、NOT APPLICABLEなどの状態があり、すべてが「部品故障」を意味するわけではありません。
FAILEDの場合はハードウェア側を優先し、Storageならデータ保全、MemoryならRAM・スロットの切り分け、Motherboard/CPUならログを確認して修理判断へ進みます。
Final Result CodeやQRコード、診断ログは修理相談時の重要な情報です。掲示板のコード一覧だけで部品を購入せず、Lenovo公式のDiagnostic Solutions、Error Code Lookup、対象製品サポートページを優先してください。
Windowsが起動できる場合はLenovo VantageのHardware Scan、起動できない場合はUEFI Diagnosticsを使い分け、解決できないFAILEDが再現する場合はコード・ログ・シリアル番号を用意してLenovoサポートへ相談してください。
