[記事公開日]2022/09/23
[最終更新日]2022/09/24

【Windows11】Recoveryと表示されて起動しない

パソコンの電源を入れると、Recoveryと表示されてWindows11が起動しない。
突然発生する事も多く、パソコンを再起動しても症状はほぼ改善しません。
また、Windows11の再インストールが必要になるケースもあります。
もちろん、復旧できるケースも多いため、Recoveryと表示=Windows11再インストールというわけではありません。
今回は、Recoveryと表示される症状について紹介したいと思います。

Recoveryと表示されてWindows11が起動しない

このRecoveryですが、下記のように書かれています。
 
Your PC/Device needs to be repaired
the Boot configuration Data file is missing some required infomation
File:\BCD
Error Code:0xc000000d
 
ざっくりいうと、ブートファイルが壊れますよ!というメッセージです。
 
<File一覧>
・File:\BCD
・File:\Boot\BCD
・File:\EFI\Microsoft\Boot\BCD
ファイルに関してはメインはこの3種類かと思います。
 
<ErrorCode一覧>
・Error Code: 0xc000000d
・Error Code: 0xc000000f
・Error Code: 0xc0000034
・Error Code: 0xc0000098
・Error Code: 0xc000014c
エラーコードに関してはこんな感じで出ると思います。

考えられる原因や故障個所とは

・ハードディスク/SSDで接触不良が起きている
・ブートモードが正しくない(UEFI Legacy)
・BCD情報が破損している
・Windows11システムが破損している
・ハードディスク/SSDが故障している

注意事項

ご自身で対応する場合は、自己責任でお願いします。
対応方法を間違えてしまうと、症状を悪化させてしまったり、場合によっては大切なデータを失ってしまうかもしれません。

Recoveryと表示されWindows11が起動しない場合の対処方法

ハードディスク/SSDが故障していないかを確認する

このRecoveryが表示される現象ですが、ハードディスク/SSD故障でも発生しますし
Windowsアップデートの失敗やプログラムのインストール
Windowsシステムの破損、色々なタイミングで発生するようです。
 
ただ、一番最初に切り分けないといけないのはズバリ!「ハードディスク/SSD」が故障しているかどうかです。
 
ハードディスク/SSDが故障している場合、ハードディスク/SSDに負荷をかける事で症状を悪化させてしまう事があります。
そして、悪化させてしまうと復旧ができなくなったり、最悪の場合データが壊れてしまう事もあります。
そのため、まずはハードディスク/SSDが故障していないかを確認する必要があります。
 
ハードディスク/SSDが故障している場合は、交換が必要です。

接続されているハードディスク/SSDを接続し直す

接続されているハードディスク/SSDの接触が悪い場合、上手くデータを読み込むことができず
Recoveryエラーが発生してしまう事もあります。
接触不良で多いトラブルの一例としては、Recoveryエラーが出たりでなかったり
Windows11使用中にフリーズが発生する(フリーズ後ブルースクリーンはでない)
かと思えば問題なく使える。パソコン本体を動かしたり、ちょっとした振動でフリーズが発生するなど
このような症状が出る場合は、接触不良の可能性があります。
 
ハードディスク/SSDを一度取り外し、再度取り付けます。
接続端子部分を乾いた布でさっと拭いてもいいと思います。
※水拭き厳禁!!! 接点復活剤もNGです!
再度取り付けたらパソコンを起動して動作確認を行います。

BCD情報の修復/再作成を行う

BCD情報の修正/再作成はコマンドプロンプトを使用します。
Windows11インストールディスクや、Windows11インストールUSBメモリを使い
コマンドプロンプトを立ち上げてBCD情報の修復/再作成を行います。
 
BCD情報の修復/再作成を行う前に、既存BCD情報をバックアップします。
大体この辺りかと思います。
・Cドライブ等:\BCD
・Cドライブ等:\Boot\BCD
・Cドライブ等:\EFI\Microsoft\Boot\BCD
※使用している環境によりドライブ名が異なります。CのケースもあればEのケースもあります。
(実際にテストを行った環境ではWindowsはEドライブでした)
 
bcdboot c:\windows /l ja-JP
※Windows11インストールメディア/USBから起動する場合は、UEFIモードで起動します。
Windows11がインストールされているドライブがFなら
bcdboot f:\windows /l ja-JP
 
これらの対応を行っても症状が改善しない場合は、BCD情報を元に戻します。
(バックアップしたBCDを元の場所に戻します)

Windows11のシステムを復元する

Windows11インストールディスクや、Windows11インストールUSBメモリを使い
Windows11システムの復元を行います。
(復元ポイントが作成されていない場合やWindows11が破損している場合、復元できない事もあります)
※Windows11のシステムを復元している最中に強制終了をしてしまうと、最悪の場合、システムが完全に壊れてしまうので強制終了は絶対にしないでください!
ノートパソコンを使っている場合は、バッテリーの充電切れなどにも注意です。
Windows11システムの復元が完了したら、パソコンを再起動して動作の確認を行います。

Windowsシステムの修復を行う

Windows11システムの復元ができない場合は、Windows11のシステムを手動で復旧させます。
状況により
sfc /scannow /offbootdir=【ブート情報が入っているドライブ】 /offwindir=【Windows11が入っているドライブ】
や、Dismコマンドを使用します。
システムの状況によってはchkdsk コマンドで改善する事もあります。
※状況により悪化させてしまう可能性もあるため、データのバックアップを取ってから行う事をお勧めします。

ハードディスク/SSDの交換を行う

ハードディスク/SSDが故障している場合は、交換を行います。
ハードディスク/SSD交換後はバックアップデータからの復元を行います。
バックアップデータからの復元方法につきましては、使用しているバックアップソフトの説明を確認します。
バックアップデータがない場合は、リカバリディスクやリカバリUSBを使い、Windows11の再インストールを行います。

さいごに

Windows11が起動せず、Recoveryと表示されて起動できない症状の原因を紹介させていただきました。
この症状は、ハードディスク/SSD故障以外でも発生する事があります。
Windows11のアップデート後ですとか、プログラムのインストール/アンインストールなどでも発生します。

Windows11トラブル事例と原因・解決法 一覧

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