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[記事公開日]2025/06/16

SFC /scannowが途中で止まるときの原因と解決法

Windowsのトラブル解決でよく使われる「SFC /scannow」コマンドは、破損したシステムファイルをスキャンし自動で修復する便利な機能です。しかし、SFCを実行したものの、進行状況が一定の割合(たとえば、10%・33%・73%など)で止まってしまい、そのまま完了しないといったトラブルが発生することがあります。

この記事では、SFC /scannowが途中で停止してしまう原因を多角的に分析し、段階的に試せる実用的な解決方法をわかりやすく解説します。


🔍 よくある原因とその対処法

1️⃣ システムイメージ自体の破損(DISMの使用)

SFCが途中で止まる最も一般的な原因は、スキャン対象であるWindowsのシステムイメージが破損していることです。

対処方法:

  1. コマンドプロンプトを「管理者として実行」

  2. 以下のコマンドを実行して、システムイメージを修復:

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  1. 修復が完了したらPCを再起動し、再度 sfc /scannow を実行


2️⃣ 信頼性の低いドライバやハードウェアの影響

古いドライバや不良セクタを持つハードディスク、あるいは物理的に劣化したSSDなどがSFCの動作を妨げている可能性があります。

対処方法:

  • ドライバの更新を確認(特にストレージ関連)

  • chkdskコマンドでディスクの状態をチェック:

chkdsk C: /f /r

※ 再起動後にチェックが始まる場合があります。


3️⃣ 一時ファイルやキャッシュの影響

Windowsのキャッシュや一時ファイルが影響して、SFCが正常に完了できない場合もあります。

対処方法:

  • Disk Cleanupツールでシステムのクリーンアップを実行

  • 以下のコマンドでソフト的にキャッシュを削除:

del /s /q %windir%\SoftwareDistribution\Download

4️⃣ SFCがセーフモードで制限を受けている

セーフモードで実行した場合、TrustedInstallerなどの必要なサービスが起動しておらず、SFCが正しく機能しないことがあります。

対処方法:

  • 通常モードでPCを起動してから sfc /scannow を実行する


🛠 その他の確認ポイント

  • CBSログの確認:
    SFCの詳細ログは C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log に保存されています。
    停止している箇所や原因の特定に役立ちます。

  • 別アカウントでの試行:
    ユーザープロファイルの破損が原因となっている場合、新規ローカルアカウントで試すことで改善することがあります。

  • スタートアップ修復の実行:
    PC起動時にWindows回復環境(WinRE)から「スタートアップ修復」を選択し、自動修復を試みる

  • ウイルススキャン:
    マルウェアがSFCの妨げになっているケースもあるため、ウイルス対策ソフトによるフルスキャンを行う


✅ まとめ

原因 対応方法
システムイメージの破損 DISMコマンドで修復
ドライバやハード不良 chkdskと最新ドライバ確認
一時ファイルの干渉 クリーンアップとキャッシュ削除
セーフモードの制限 通常モードで実行
ログや新規アカウント CBS.log確認や別アカウントで試行

SFC /scannowが途中で停止する現象は、単なる一時的な不具合ではなく、根本的なシステムやハードウェアの問題が背景にあることが少なくありません。段階的な対処を進めることで、問題の切り分けと解決に近づくことができます。

どうしても改善しない場合は、Windowsの修復インストールや、専門業者への相談も検討しましょう。


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