[記事公開日]2023/05/24
【PC故障例】一体型パソコン:パソコン本体より煙が発生し、その後起動不可
もくじ [閉じる]
【概要】
この記事では、一体型パソコンの故障事例として、「パソコン本体より煙が発生し、その後起動不可」という症状に焦点を当てます。パソコンからの煙は重篤なハードウェアの故障や電源の問題を示唆しており、すぐに対処する必要があります。この記事では、この問題の概要と切り分け手順、対処方法について詳しく説明します。
【故障例】
機種情報: 一体型パソコン
症状: パソコン本体より煙が発生し、その後起動不可
切り分け手順
1. 電源の切断
まず最初に、発煙したパソコンからの電源をすぐに切断します。電源ケーブルを抜いて、パソコンの電源が完全にオフになるようにします。火災やその他の安全上のリスクを防ぐために、周囲に注意してください。
2. パソコンの分解
煙が発生した原因を特定するために、パソコンを分解します。注意深く作業し、必要な手順と予防策を守ってください。以下の手順を参考にしてください。
– パソコンのケースを開け、内部のハードウェアにアクセスします。
– 発煙の原因となる可能性がある箇所を特定します。焦げた部品、破損した配線、液漏れなどを探します。
3. ハードウェアの点検
分解したパソコンのハードウェアを点検します。以下の点に注意して確認してください。
– 電源ユニット(PSU):電源ユニットに焦げた部品や異常な臭いがあるかどうかを確認します。
– マザーボード:焦げた箇所、膨張したコンデンサなどを確認します。
– グラフィックスカード:焦げた部品や異常な状態があるかどうかを確認します。
– ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD):異常な熱を発していないか、焦げた部品や物理的な損傷がないかを確認します。
– メモリ(RAM):正しく装着されており、焦げた箇所やダメージがないかを確認します。
4. 専門家への相談
ハードウェアの点検で問題を特定できなかった場合や、修理が必要な箇所が見つかった場合は、パソコンの修理専門家に相談することをおすすめします。専門知識と経験を持つ専門家が適切な診断と修理を行ってくれます。
5. バックアップの確認
パソコンが起動不可な状態である場合、重要なデータやファイルが失われる可能性があります。データのバックアップがあるかどうかを確認し、必要な場合は修理やデータの復旧作業を依頼することを検討してください。
以上が一体型パソコンの故障事例「パソコン本体より煙が発生し、その後起動不可」に関する切り分け手順と対処方法です。しかし、安全のためには自己修理を試みる前に専門家への相談をお勧めします。
他の故障例を探してみる
- 【PC故障例】ノートパソコン:Windowsが正常に起動せず、リカバリでも改善しない
- 【PC故障例】デスクトップパソコン:PCが高温になり電源が落ちてしまう
- 【PC故障例】ノートパソコン:電源ボタンを押しても電源が入らないことがある
- 【PC故障例】ノートパソコン:ノートパソコンの画面に黒い丸が出来てしまった
- 【PC故障例】デスクトップ:入力信号がなくディスプレイに映像が表示されない
- 【PC故障例】ノートパソコン:EdgeのアイコンをクリックしてもEdgeが起動しない
- 【PC故障例】デスクトップ:ランダムに電源が落ちて、自動で立ち上がってくる
- 【PC故障例】ノートパソコン:プログラムをアンインストールしたらインターネットに繋がらなくなった
- 【PC故障例】一体型パソコン:電源スイッチを入れると画面が真っ白で変化しない
- 【PC故障例】デスクトップ:電源コードを買い換えたにも関わらず電源ランプが消える
- 【PC故障例】ノートパソコン:PC落下後からパソコンが起動できなくなってしまった
- 【PC故障例】ノートパソコン:電源ボタンを押すと電源LEDランプがつくが画面が出てこない
- 【PC故障例】ノートパソコン:画面が真っ白になり起動しない
- 【PC故障例】ノートパソコン:電源ボタンが押せなくなった
- 【PC故障例】ノートパソコン:Windowsログイン画面まで進むもののポインターが出ない、キーボード入力もできない
- 【PC故障例】デスクトップパソコン:電源を入れたらビープ音が発生して起動できない(画面表示なし)
- 【PC故障例】ノートパソコン:ようこそ画面からデスクトップ画面まで進まない
- 【PC故障例】ノートパソコン:インターネットの速度がとても遅い
- 【PC故障例】ノートパソコン:キーが自動で入力されてしまう
- 【PC故障例】ノートパソコン:ネットが繋がらない。ネットワーク診断で原因が出てきた。プリンターも繋がらない。