[記事公開日]2025/03/21
ブルースクリーンが頻発する場合の原因と対処法
トラブルの概要
作業中や起動中に突然現れる「ブルースクリーン(BSoD)」は、Windowsの重大なエラー時に表示される保護機能です。1回だけの発生であれば偶発的なケースもありますが、頻繁に繰り返す場合は深刻な問題のサイン。放置するとデータ破損や起動不能の原因にもなりかねません。
よくある状況
- 起動直後やWindowsロゴ表示後に毎回ブルースクリーンが出る
- ゲームや動画再生など負荷が高い場面で頻発する
- アップデート直後からブルースクリーンが繰り返される
- 「MEMORY_MANAGEMENT」「CRITICAL_PROCESS_DIED」などのSTOPコードが表示される
本記事では、このトラブルの主な原因と解決策を初心者にもわかりやすく解説します!
主な原因
ソフトウェア関連の原因
ドライバの不具合や互換性問題
Windowsアップデートの失敗
システムファイルの破損
マルウェア感染やウイルスの影響
レジストリエラーや設定ミス
ハードウェア関連の原因
メモリ(RAM)の不良や接触不良
ストレージ(HDD / SSD)のエラー
グラフィックボード(GPU)の故障や温度異常
電源ユニットの不安定さ
CPUの発熱や劣化
対処方法
もくじ [閉じる]
STOPコードを確認して原因を特定する
手順:
- ブルースクリーンに表示される「STOPコード」を控える
- 例:「MEMORY_MANAGEMENT」「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」など
- Microsoft公式サイトや検索で意味と対処法を調べる
STOPコードは原因特定の大きなヒントになります!
最近の更新やアプリをアンインストール
手順:
- 設定 > アプリ から最近追加されたソフトを削除
- デバイスマネージャーで最近更新されたドライバをロールバック
- Windows Update の履歴から最近の更新をアンインストール
アップデート直後に発生している場合は特に有効です
システムファイルの修復(SFC / DISM)
手順:
- 「管理者として」コマンドプロンプトを開く
sfc /scannow
を実行(10~15分)- 続けて
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
を実行
システムの整合性チェック&修復が可能です
メモリやストレージの健康状態を確認
手順:
ハードウェア由来のエラーは高頻度のBSoDの主な原因です
セーフモードで起動して安定性を確認
手順:
- 起動時に強制終了を2回行って「自動修復」に入る
- 「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>「セーフモードで起動」
- 問題が起きなければ、常駐ソフトやドライバが原因の可能性大
起動できるならソフト起因の可能性が高まります
まとめ
STOPコードを調べる | エラー内容から原因を特定 |
最近の更新やアプリの削除 | ドライバやアップデートが原因かを切り分け |
SFC / DISMによる修復 | システムファイルの破損を検出・修復 |
メモリ・ストレージの診断 | ハードウェアの不良をチェック |
セーフモードでの動作確認 | 常駐ソフトやドライバが原因か確認可能 |
これらを試しても改善しない場合は、パーツの交換やOSの再インストール、修理業者への相談をおすすめします!
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