[記事公開日]2022/03/22
[最終更新日]2022/03/23
最小構成とは
今回はパソコン故障やトラブル時によく使う「最小構成」について、紹介していきたいと思います。
お役に立てれば嬉しいです。
もくじ
パソコンの最小構成とは
最小構成とは「パソコンを起動する為に必要な最低限の部品」かなと、私は思います。
ただ、条件により最小構成も変わってきます。
条件については、下記で説明させていただきます。
最小構成いろいろ
(ノートパソコンと仮定してみてみましょう)
・パソコン通常の構成
・パソコン起動の最小構成
・BIOS起動(画面表示)の最小構成
・Windows動作確認の最小構成
ノートパソコン通常の構成
ノートパソコン通常の構成は、下記のパソコンパーツから主に構成されています。
(ケース部分等は省略しています。)
・マザーボード
・CPU
・CPUFAN
・DVDドライブ
・HDDドライブ
・無線LAN
・キーボード
・バッテリー
・液晶パネル
・液晶パネルケーブル
・スピーカー
・タッチパット
・ACアダプタ
ノートパソコンであっても、構成により搭載されている部品は大きく異なります。
今回は、一般的なノートパソコンの機能を表記しました。
ノートパソコン起動の最小構成
ノートパソコン起動の最小構成は、下記のパソコンパーツから主に構成されています。
(ケース部分等は省略しています。)
・マザーボード
・CPU
・メモリ1枚
・電源スイッチ
・ACアダプタ
パソコン起動の最小構成は、文字通りパソコンが起動すればOKな為
パソコン起動(電源が入る事)に必要な部品のみで構成します。
通常、それ以外の部品は取り外してしまいます。
ノートパソコンBIOS起動(画面表示)の最小構成
ノートパソコンBIOS起動(画面表示)のは、下記のパソコンパーツから主に構成されています。
(ケース部分等は省略しています。)
・マザーボード
・CPU
・メモリ1枚
・電源スイッチ
・液晶パネル
・液晶パネルケーブル
・ACアダプタ)
パソコン起動の最小構成は、パソコンが起動すればOKでした。
BIOS起動(画面表示)の最小構成では画面を表示させる必要がある為
パソコン起動の最小構成に液晶パネル+液晶パネルケーブルが加わりました。
ノートパソコンWindows動作確認の最小構成
ノートパソコンWindows動作確認の最小構成は、下記のパソコンパーツから主に構成されています。
(ケース部分等は省略しています。)
・マザーボード
・CPU
・CPUFAN
・メモリ1枚
・ハードディスク(SSD)
・電源スイッチ
・液晶パネル
・液晶ケーブル
・ACアダプタ
BIOS起動(画面表示)の最小構成は、BIOS起動(画面表示)が表示されればOKでした。
Windows動作確認の最小構成は、画面が表示できる事、Windowsをインストールするハードディスクが必要です。
BIOS起動(画面表示)の最小構成+CPUFAN+ハードディスク(SSD)が加わりました。
DVDを使ってWindowsをインストールする為には、DVDドライブが最小構成に加わります。
(USBからインストールする場合は不要です)
排熱を行う為、CPUFANが必要です。
さいごに
切り離したパーツが壊れている可能性が高くなります。
実例として、スピーカーが壊れている為、スピーカーを接続すると電源が入らなかった
キーボードが接続されていると、画面に何も表示されない等
滅多にないケースですが、特定のパーツが接続されていると電源が入らないといった事例もあります。