[記事公開日]2018/05/04
電源ボタンを押しても反応がない場合の対処方法
パソコンの電源ボタンを押しても電源が入らない。
そんな時に使える対処方法を大公開!
電源ボタンをおしてもパソコンが起動しないからと言って、諦めるのはまだ早いかも?
もくじ
放電を行う
デスクトップ
電源ケーブルを外して10分ほど待つ
その後、電源ケーブルを接続して電源ボタンを押してみる
ノートパソコン
AC電源を取り外し、ノートパソコンに接続されているバッテリーを取り外す。
内蔵バッテリーの場合も同様に取り外す。
10分ほど待ち、その後、バッテリーやAC電源などを取り付け電源ボタンを押してみる。
※内蔵バッテリーの場合、ある程度パソコンを分解する必要があります。
保証期間内の場合、分解いにより保証対象外になってしまう可能性があります。
一体型パソコン
電源ケーブル、もしくはACアダプタを取り外して10分ほど待つ
その後、電源ケーブルなどを接続して電源ボタンを押してみる
最小構成・組み直しを行ってみる
パソコンの電源が入らないからと言って、パソコンの中にあるデータがなくなっている分けではありません。
また、電源が入らない=パソコンすべての部品が壊れているわけでもありません。
壊れた部品が接続されている事により、電源が入らなくなる事もあります。
もちろん、部品の接触不良によっても、電源が入らない事があります。
マザーボードが壊れている場合は、どうしようもないですが・・・
組み直しとは、パソコンに接続されているコネクタや部品を一度取り外し、再度接続、取り付けを行う事です。
目に見えない接触不良が発生していた場合、部品の組み直しで改善する事もあります。
最小構成とは、マザーボード、電源、電源ボタンなどのパソコンを起動する必要最小限の部品だけを残し、あとは取り外してしまいます。
最小構成でパソコンの起動が確認できた場合、一つずつ取り外した部品を取り付けていくことにより、不具合を起こしていた部品にたどり着くことができます。
部品の組み直し、最小構成共に、パソコンを分解する必要があります。
保証期間中の場合、保証がなくなってしまう可能性がありますのでご注意ください。
電源ボタンを押しても反応がない場合に考えられる主な故障個所
組み直しや最小構成を行っても現象が改善しない場合、パソコン本体に不具合がある可能性があります。
電源ボタンを押しても反応がない場合に考えられる主な故障個所をご紹介します。
※参考程度にお考え下さい(下記に記載していない部品の不具合でも、同じような症状が発生する可能性もあります)
デスクトップ
- 電源ユニット
- 電源ボタン(電源スイッチ)
- マザーボード
ノートパソコン
- 電源ボタン(電源スイッチ)
- マザーボード
- アダプタ
- バッテリー
- サブボード(電源スイッチ こちらも搭載機種に限る)
一体型
- 電源ユニット(搭載機種に限る)
- バッテリー(搭載機種に限る)
- ACアダプタ(搭載機種に限る)
- 電源ボタン(電源スイッチ)
- マザーボード
- サブボード(電源スイッチ こちらも搭載機種に限る)
さいごに
パソコンがあまり得意ではない人でも、放電は簡単にできると思います。
(分解を伴わない場合)
電源が入らない症状が頻繁に発生している場合、パソコン本体の故障が疑われます。
初めて発生した場合は、放電だけで改善する事もありますので、お試しください。