[記事公開日]2025/03/25
自動バックアップを設定する方法は?
概要
定期的なバックアップはデータ保護の基本ですが、手動で行うのは手間がかかり、つい忘れてしまうこともあります。自動バックアップを設定すれば、あらかじめ決めたスケジュールでデータを確実に保存でき、万が一のトラブルにも素早く対応できます。この記事では、Windows・Mac・外部ソフト・クラウドでの自動バックアップ設定方法を解説します。
もくじ [閉じる]
Windowsでの自動バックアップ
ファイル履歴を使う
- [設定] → [更新とセキュリティ] → [バックアップ] を開く
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「ドライブの追加」で外付けHDDやUSBを選択
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「ファイルのバックアップを自動的に実行」をオンにする
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保存対象フォルダやバックアップ間隔(例:1時間ごと)を設定可能
バックアップと復元(Windows 7)
- [コントロールパネル] → [バックアップと復元 (Windows 7)] を開く
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「バックアップの設定」で保存先・頻度(毎日/毎週など)を設定
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システムイメージの作成も可能
Macでの自動バックアップ(Time Machine)
Time Machineの使い方
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外付けHDDやSSDを接続
- [システム設定] → [Time Machine] を開く
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「バックアップディスクを選択」→対象のストレージを選ぶ
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「自動的にバックアップを作成」をオンにする
バックアップの頻度
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通常、1時間ごとに差分バックアップ
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過去24時間、過去1ヶ月の履歴も保持される
サードパーティ製ソフトでの自動バックアップ
例:AOMEI Backupper(Windows)
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タスクスケジューラから「毎日/毎週/毎月」の設定が可能
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「増分バックアップ」「差分バックアップ」も対応
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クローン作成やクラウドバックアップも併用可能
EaseUS Todo Backup
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自動スケジュール+バックアップ世代管理
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ログ管理やメール通知機能付き
クラウドストレージ連携での自動バックアップ
Google Drive/OneDrive/Dropbox など
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専用の同期フォルダにファイルを保存すれば自動でクラウドと同期
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Google Drive for Desktop や OneDrive アプリを使えば指定フォルダを常時バックアップ可能
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スマホでも写真や動画を自動アップロードできる機能あり
まとめ
対応OS/特徴 | |
---|---|
ファイル履歴(Windows) | ユーザーフォルダの定期保存。時間間隔も自由に設定可能 |
バックアップと復元(Win7) | システム全体のスケジュールバックアップも可能 |
Time Machine(Mac) | 完全自動・差分保存。操作も非常に簡単 |
AOMEI/EaseUSなど | フル・増分・差分・スケジュール・クラウド連携対応の多機能ソフト |
クラウドストレージ連携 | オンライン上に自動保存。他デバイスとの同期・共有にも便利 |
自動バックアップは「設定してしまえば安心」。定期的な確認とメディアの点検も忘れずに行いましょう。
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