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[記事公開日]2025/03/26
[最終更新日]2025/10/13

パスが長すぎて開けないときの原因と対処法(260文字制限)

Windowsでは、古くから「パスの長さ(ファイルパス全体)」に制限があります。 パスが長すぎると、ファイルやフォルダが開けなかったり、移動・削除できないトラブルが発生します。

ここでは、その原因と対処法を解説します。


📏 パス制限の基本:260文字の壁

❓ 260文字とは?

  • Windowsの旧API(Win32)では、**フルパスの長さが最大260文字(MAX_PATH)**に制限されています。

  • 例: C:\Users\username\Documents\...\filename.txt

    • フォルダ名 + サブフォルダ名 + ファイル名の合計が260文字を超えると、エクスプローラーやアプリで正常に扱えなくなります。

💥 よくある症状

  • ファイルを開けない・削除できない

  • 「指定されたファイルが見つかりません」などのエラーが出る

  • コピー・移動時に処理が止まる


🛠 対処法①:フォルダ構造を短くする

  • フォルダ名を短くリネームする

  • 深すぎる階層構造を浅く変更する(例:\10階層→3階層)

  • 上位のフォルダごとデスクトップなどに移動してパスを短縮


🛠 対処法②:長いパスでも操作できるツールを使う

  • PowerShellコマンドプロンプト を使用

    Remove-Item "\\?\C:\非常に長い\パス..."
    
  • 専用ツール例

    • Long Path Tool

    • 7-Zip(フォルダ解凍先が長いときにも便利)


🛠 対処法③:Windowsの設定で長いパスを有効にする(Windows 10/11)

  1. 「ローカルグループポリシーエディター」を起動(Win + Rgpedit.msc

  2. 以下の場所を開く:

    コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > ファイルシステム
    
  3. 「Win32 長いパスを有効にする」を「有効」に設定

※Homeエディションではこの設定は使えないため、レジストリ編集が必要です:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem
  → LongPathsEnabled = 1(DWORD値)

🧠 補足:260文字制限が残る場面

  • 一部の古いアプリやスクリプトは今もMAX_PATH制限に依存

  • ネットワークドライブ(\NASなど)では特に制限に引っかかりやすい

  • 圧縮ファイル内の長いパスも要注意


✅ まとめ

問題 対処法
パスが長すぎる フォルダ名や階層を減らす、場所を移動する
操作できない PowerShellや長パス対応ツールを使う
260文字制限を解除したい グループポリシー or レジストリで設定

ファイルパスが長すぎて困ったときは、まず構造を見直し、それでも解決しない場合はツールや設定変更で対処しましょう。

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