[記事公開日]2021/10/30
[最終更新日]2022/05/17
#002 wifiに繋がらない。WifiはオンなのにSSIDが表示されない
PC故障例#2 Wifiに繋がらない。WifiはオンなのにSSIDが表示されない
今回紹介するのは、インターネット関連のトラブルです。
インターネットに繋がらないトラブルは、色々な種類と原因があります。
今回はWifiに繋がらない(Wifiはオン、利用できるネットワークを表示してもSSIDが出てこない)場合の対応事例をご紹介します。
インターネットを使おうと思ったら「このページは表示できません」
メールソフトであれば「メールの送受信ができません」と表示されると思います。
Wifiを使用する場合、通常は、地球のマークをクリックして、接続先の中から自分のSSID
(ルーターの後ろとかに書いてあるもの)
を選んでセキュリティキー(接続パスワード)を入力して接続します。
パスワードを入力して接続した後に問題が無ければ接続ステータスが「未接続」から「接続」にかわります。
こんな感じです。
「Wifiに繋がらない。WifiはオンなのにSSIDが表示されない」が発生したときに考えられる故障個所・原因とは
可能性が高い所として
- Windowsアップデート
- プログラムの更新
- ドライバアップデート
- WLANカード等の故障(稀)
WifiはオンなのにSSIDが表示されないのであれば、ハードウェア故障というよりも
システム側に問題がある可能性が高いです。
「Wifiに繋がらない。WifiはオンなのにSSIDが表示されない」の切り分け方法とは
それでは、実際に「Wifiに繋がらない。WifiはオンなのにSSIDが表示されない」時の原因特定方法を紹介します。
(山奥などSSIDが何もない状態ではこの切り分け方法は使えません)
パソコンの修理・トラブルを解決する為に一番必要な事は、適切に切り分けを行う事です。
Windowsシステムを変更したりもする為、バックアップをしてからの方が良いと思います。
ステップ1:Wifiのデバイスを無効→有効
デバイスマネージャーの中にネットワークアダプターというものがあります。
その中に、Wifiのデバイスがあると思います。
それを一度無効にして、再度有効にする事で改善する事があります。
ステップ2:Wifiドライバのアンインストール・再インストール
ステップ1と同様にデバイスマネージャーの中にあるネットワークアダプタ
その中のWifiデバイスを一度アンインストールします。
その後、再度Wifiデバイスのインストールを行います。
事前に自分のWifiドライバを探してダウンロードしておく必要があります。
(windows10の場合はアンインストールしても自動でインストールされる事もあります。)
ステップ3:Windowsシステムの復元
Windowsのシステムを復元する場合、Wifiが正常に使えていた頃の日付を選択します。
システムの復元中に電源を落としたりすると、Windowsそのものが起動できなくなる場合もあります。
時間がかかったとしても、復元が完了するまでは電源を切らないようにしましょう
ステップ4:Windowsの再インストール・リカバリ
システムの復元を行っても症状が改善されない場合、Windowsの再インストールやリカバリを行います。
中に入っているデータは消えてしまう為、データのバックアップを取ってから行います。
また、再インストールやリカバリ作業を行っても改善しない場合、ハードウェア故障の可能性が高くなる為、丸ごとバックアップを取っておくと戻すことができるのでお勧めです。
それ以外の方法として、別のハードディスクやSSDを使ってWindowsのインストールやリカバリ作業を行う事をお勧めします。(部品があれば)
何故なら、改善しなかった場合、元のハードディスクやSSDに戻すだけで元の状態に戻せます。(私はこの方法を使う事が多いです)
ステップ5:WLANカードの交換
Windowsの再インストール等でも改善されない場合は、WLANカードの交換を行います。
WLANカード交換後、ドライバのインストールが必要になる場合もあります。
交換後、デバイスマネージャーの所にエラーが無いかを確認しましょう
最後に
Wifiに繋がらないと一言で言っても、その原因は様々です。
Windowsアップデート後に症状が出ることが多い為、システムの復元で改善するケースが多いです。
システムの復元を行い改善→その後のアップデートで症状が再発する場合は
対象パソコンのメーカーページを確認してみるといいかもしれません。
Windowsのアップデート後、Wifiが使えなくなるトラブルを確認しております。とか
情報が出ている場合もあります。